枯れ沢復活&ホタルを飛ばす会に参加してきました。
二回目です。前回の記録はこちら
当日は早起きをしていたものの電車の時間を勘違いしていて1時間に1本しかないバスに乗り遅れました。
バスで河原宿大橋バス停まで行き、そこから恩方中学校バス停まで歩きました。
先日歩いた千手尾根の麓を道を歩くことで、この辺りの雰囲気というか地形も感じられてよかったです。
みなさんゆっくりと準備をされているので、間に合ったと言って良かったのかな。
森林整備というとハードなイメージをする方も多いかと思いますが、この会はとてものんびりしていてソフトです。
自然を楽しみながら適材適所の仕事をそれぞれがするイメージです。
人間は群れの動物だからでしょうか。
「今日のこのエリアをやります」というゴール設定と基本的な「あしがかり」や「しがらみ」作りを教えてもらうだけで、自然と役割分担しながら仕事が進んでいきます。
この会で面白いのはゴールがエンターテイメントなこと。
「復活したホタル鑑賞をこの沢ですること」とゴールが明確なんですよね。
しかもビール片手にハンモックでホタル鑑賞したら楽しいだろうなと僕は思っています。
そのために地味な作業をやっていくだけなんです。
この山を整備する仕事ってシンプルだからこそ瞑想状態になりますね。
掘って、詰めて、置くという三拍子です。
斜面を掘って、雨が貯まる仕組みを作る。
炭を詰めて、菌類の住処を作る。
枝や葉っぱを置いて、菌類のエサにする。
健全な里山って、土がフカフカなんです。
考えてみればわかるんです。葉っぱが腐って腐葉土になる。
そんな土が山全体を覆っているはずなんです。
でも、里山に手が入らなくなった現在、地面は固くなっているんです。
土が固くなるということは、地中に水が染み込みづらくなります。
だから大雨が降ると一気に川に水が押し寄せて溢れるという現象が起きるのです。
柔らかい土の山は、保水力があります。
水をある程度土が溜め込んでくれるのです。
柔らかい土はスポンジのように水を含んでくれますから。
スポンジのように?
そう、土がスポンジのようにあるためには、水や空気が入っていることなんです。
その役割が菌なんです。菌は土の中に微細な根のようなものを貼ります。
菌糸よりも太い木の根っこにつながって水や栄養補給にも役立っているそうです。
土が健康なら山が健康になるのです。
理屈はそうなんですが、山を整備すると気持ちが良いのです。
「気」が良いというのは、東洋の考え方でバランスがとれているということ。
鍼灸師なんかは人間の「体の気」を整えるのが仕事です。
風水は「家の気」を整えるのが仕事です。
同じように「山の気」もあります。
山の気を整えるために重要なのが谷みたいなんですよね。
大事なのは「気持ち良い」という感覚を感じることなんですよね。
この会には、本来、人が持っている感覚を取り戻す可能性を感じます。
教育の分野でも感性が大切だと言われていますが、それを手に入れるなら自然の中に入るのが一番の近道です。
林業な方と狩猟の方との情報交換も有意義でした。
それぞれが知恵を持ち合ったら何でもできるんじゃないかな。
ここがモデルケースとなって、元気な山が増えたらいいな。
だって、ハンモックを張ってのんびりできるところが増えたら僕が幸せだもの。
大きく考えて、小さく動こう!
<野外教育プログラム>
■ハンモックフルネス
山の中でハンモックを使ったマインドフルネス・ワークショップ
https://www.yoriyoku.com/tankentai/hammockfullness.html
■ハンモックフルネス番外編ハンモックハイキング
https://www.yoriyoku.com/tankentai/hammockhiking.html
<自分を知るためのワークショップ>
■ソース・ワークショップ
自分の本当にやりたいことを見つけたい人へ。
https://www.asobilife.com
■自分未来会議
https://www.yoriyoku.com/jmk.html
<メンタルトレーニングプログラム>
■対面による個人セッション
自分自身をストレスを外して望む未来を手に入れるための対面でのセッションです。
筋反射テストを使って無意識や潜在意識の情報を意識とつなぎます。
https://www.yoriyoku.com
■zoomを使った個人セッション。
カウンセリングとストレスマネージメント技術を提供しています
https://www.yoriyoku.com/zoomSession.html