今ここを生きるにはブリコラージュ思考をすれば良い

ブリコラージュという言葉を聞いて衝撃を受けた。
ブリコラージュを簡単に言ってしまえば、あるもので寄せ集めて作るという考え方だ。

これ過去を肯定し、未来に希望を持ち、今を生きるのに必要なことなんだと思うのだ。

相談業をしていてよく聞く話は「アドバイスは役立たない」ということ。
答えは自分の中にあるから、それを見つけることが大切だということだ。

自分らしく生きるというテーマでうちのかみさんと話をしていて
「どうしたらいいですか?」
とすぐに聞く人がいるけれど、それだと自分らしく生きられないという話になった。
なので、その問いの答えは「自分で考える」ということなのだ。

自分で考えるために他者と共に考えるのは役立つことだが、教えて下さいという態度は違うのだ。

あなたとわたしは違うので、事細かにやることを教えたとて、生まれや育ちも違うし、できることも違うし、ましてや容姿や性格も違う。
他者のアドバイスは参考になるが、実際にではできないのだ。

一方で、答えを教えてくれと言う人ほど、教えたとしてもやらない。
もっと簡単な答えが欲しいと訴えてくる。

できないことをできるようになるためには、お金も時間も情熱も必要だ。
これをすっ飛ばしてできるようになるということはまずない。

本当に好きなことなら、いわゆる努力はなくなる。
努力には頑張って無理をするという意味合いがある。
好きだからやってしまうし、やってしまっているので、自然と身につくのだ。
やりたいからやるというシンプルな行動になっている。
がんばる物語は他者に受けが良いので、ついそれをやりがちになる場合もある。

そう、ブリコラージュの話でした。

今やりたいことがあるなら、今までの経験を総動員してなんとかするのがブリコラージュの考え方だ。

完璧に準備をしてやるということではない。
完璧という幻想にやられてしまっていては、欲しい未来はやってこない。
今、自分が持っているすべてを動員して、なんとかする必要があるのだ。

このブリコラージュは、アウトドアで一人誰もいない山に入る時にも役立つ思考だ。
持てる荷物は、自分が背負えるだけのものしかない。
誰か頼る人もいない。もちろんお店もない。

そんな時に、持っている道具と自分の経験だけでなんとかしなければならない。

失敗したとか嘆いていても状況は何も変わらない。
今あることでなんとか対応し続けることしかないのだ。

いつでも、人生はちょっと足りない。
その足りない部分はブリコラージュして今あるもので創り出すことだ。
これをクリエイティブということなのかもしれないと思った秋の夕暮れ。

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