「パックラフトの方、ご一緒しましょう!」というインスタの投稿を読んで、これは行かねばと参加させていただきました。
よく考えるとパックラフトを購入して初めて集団を漕ぎます。
しかも東京でパックラフトを漕ぐといえば御嶽と言われていますが、ここを集団で漕ぐのも始めて。
初心者なのに右も左もわからずに始めたので、参加するのはドキドキでした。
実際に参加して、楽しかったし、学ぶことも多かったです。
装備を見るのも、漕いでいる姿を見るのも、ちょっとしたアドバイスを聞くのも、川に流される体験をするのも、すべてが良い経験になりました。
御岳橋から三つ岩を見るとまぁまぁの水量。楽しそうです。
調布橋 -2.73
橋を渡らずに左岸を歩いて出廷場所へ。
いつもは道路を歩いて右岸の駐車場から放水口に入るんだけど、ここからは川沿いを歩けるので涼しくて良いです。
パックラフトの人はこちらからいく人が多いみたい。
以前に書いたパックラフト初心者さん向けのブログでの三番目の道です。
小さな河原からパックラフトで出廷しやすい場所ですね。
エディを見つけては、エディキャッチ、フェリーグライドで対岸に移動、ストリームイン・ストリームアウトを繰り返しながら、降りていきます。
いつも一人ならどんどんと降るだけなので半日で漕ぎ終わってしまいます。
この方法だと倍以上の時間がかかりますが、楽しいし、技術も向上していきます。
技術があるということは安全に川下りができ、心にも余裕ができ、遊ぶ余裕がでてくるんですよね。
基礎練習は大事です。
練習をするということは、沈することもあるのです。
初心者で一人の場合だと沈することは体力も奪われるし、危険も伴います。
なので本流を一気に降ってしまうことが多いのですね。
でも、一気に降るよりもちょこちょこと岩陰に止まりながら、パックラフトをコントロールして降るのが一番安全なんですよね。
三つ岩も緊張しながら一気に降りました(笑)
みなさん練習熱心なので、僕もだんだんと楽しくなっていきます。
セルフレスキューの基本である再乗艇もやりました。
何回かやるうちにできるようになりました。
これが後に早速役立ったんです。
コツコツと練習しながら降っていたら、なんと先行していたパックラフトが転覆。
それを助けようとした人も転覆。
で、これを助けられず、僕も転覆・・・
撮影していたので時間を測ったら、3分ほど流されていました。
どうも鵜瀬と呼ばれているところでの出来事でした。
途中でラフティングのボートが先を行くのを待ったり。
修学旅行生のような団体もいたり。
岩から飛び込んだりしてキャッキャと楽しそうでした。
ラフティング人気ですね。
ものすごい多くの人がダウンリバーを楽しんでいました。
サーフィンで遊んだり。
サーフィンとは川の流れのバックウォッシュを利用して、まるでパックラフトが止まっているかのように浮いている状態でコントロールすることです。
写真は下のもの。文章でも写真でも伝えるの難しい。
で、無事に釜ヶ淵公園に到着。
多くの人が河原で楽しんでいました。
右岸に上陸します。
この時に浮き輪で流されている大人がいたのですが、本当に危ないので、ライフジャケット必須です。笑っていたんだけど、笑えなくなりますから。川は本当に。
公園って便利ですね。有難い。
帰りの道は2つ選べるんですね。
教えてもらってありがたいです。
山と高原地図にも紹介されていました。
以前に書いたブログに追加してもいいな。
今回の反省は「沈」ですね。
振り返る時に動画は本当に役立ちますね。
- 自分を一番大切にする。力量を考えれば何もしなくても良かったかもしれない。
- 岩にひっかかったパックラフトをどうこうするのではなく、体当たりして下流に流せば良かった。
- ひっくり返った時にGoProがパックラフトに干渉して首が動かせなかった。GoProの安全性も考える必要がある。
- ヘルメットを脱ごうかと思ったけれど、よほどやばい状態にならない限りヘルメットはしておいたほうが良いと思ったことは良かった。
- 流される姿勢は下流を向いて、岩などの障害物があれば蹴ってかわすというのは知っていたが、流されたパックラフトに気をとられて前を向けなかった。自分の体が一番大事だとパックラフトは手放し、オールだけを持った状態にすれば良かった。
- 川底にガンガンと背中が当たったり、水中に引き込まれて水を飲んでしまったり、川は本当に危ない。ヘルメットとライフジャケットは必須だ。
- 再乗艇の練習をしていて良かった。再乗艇をすれば川の中でもコントロールができるようになるから。流されるのは実は危険なのだということがハッキリわかった。
- スキルをあげるための練習が必要。スクールに入ろう。
という1日でした。
ご一緒してくれた4名の方々、ありがとうございました!
また、いきましょう!