今日は久々のハンモックフルネス。
都内某所の駅に集合です。
なぜかみんなUL装備(ウルトラライトなマニアックなザックたち)。
そして、なんと雨です!
みんな雨ってネガティブな印象があるかもしれません。
ところが、雨でも気持ちが良いのが低山の良さ。
四季折々どんな気候でも楽しめます。
このように雨でもタープを張れば、雨のお供気持ちが良いです。
そして木々が生い茂っているので雨も防いでくれます。
しかもウェットな感じが潤いを与えてくれるんですよね。
で、今回は初挑戦の雨のお宿はこちら
普段は地面に引くために使っているオールウェザーブランケットを屋根に。
たしか高校生の時に買ったから30年以上使えています。
オールウェザーブランケットをロープ(パラコードを3m×4本、1.5m×4本に切って持っていくとどこでもなんとかなります)を使って屋根仕様に。
ハンモックを張ったら長さが足りずに傘で延長。こういう工夫をしながら凌ぐのが楽しい。
お二人は軒下にシートを下に引いて、ジベタリングになってます。
これもまた楽しそう。
お二人が遊んでいるうちに僕は昼寝をば。
二人の話が時折耳に入ってきて、それがまるでラジオ。
極楽浄土とはこのことか。
まるでNZを足場に活躍する四角さんのような佇まい。
今回は、ハンモックフルネス動画Live中継の打ち上げもかねて。(後程アップします)
時節柄、食事は別々。誰が何を食べていたのか知る由もない。
そう、みんな好き勝手な時間を楽しんでました。
今回のハンモックフルネスは新しい試みを。
まずは野点。以前も茶を立ててくれたのですが、下界で精進をしてたせいか、今回は特別な空間となりました。
道が付いてる世界はお稽古に重要な意味があるのかもしれません。
雨音と共にいただくお抹茶。
お茶って空間エンターテーメントですね。
この場所がハレやかになるんですよね。
空間芸術です。
Kanaさんは、茶人ですね。
そして、歌読みの時間がやってきました。
短歌とは時間を切り取る時間芸術。
今この瞬間に感じていることを文字の残すのが短歌。
小学校の時以来でしょうか。
ふるいけやかわずとびこむみずのおと
松尾芭蕉
など俳句は自分の中に入っているんだけど、短歌は入ってないなぁ難しいのかなぁと思っていました。
5文字と7文字を探して、メモをとり、それを組み合わせて作ってみる。
「あれっ?形になってるかも!」
と気分をよくして3首ほど詠んでみました。
至先生は決して歌を否定しません。
「ここが良い」
と褒めて伸ばすタイプです。
僕にはピッタリ(笑)
北詰至さんのアウトドア歌会の様子はこちら発信されています。
https://anchor.fm/u8a70u6563u6b69/episodes/103-e1165fq/a-a5k550h
ただ優しい口調を聞いていると不思議と背筋が伸びますね。
独自の世界観を感じます。芸術の力かな。
さて、僕が詠んだ歌を三首。
僕から見えた景色は以上です。
こんな歌たちが生まれました。
他者の歌をきくのも良いですね。
その人らしさしか表現されていません。
どんな心象風景を感じているのかを実感しました。
この五・七・五・七・七の三十一音にその人の世界観が表現されるんですね。
さて、読み終わったら奉納です。
短歌は瞬間芸術ですからお焚き上げをして山に捧げます。
そんな決まりはないのですが、そんな気分だったので。
いやぁ、熱い!この詠んだ歌はこの世にはいないんです。
言葉という波動になって世界中に響きが伝わっているのかもしれません。
片付け終わって、ちょっとした振り返り。
この雨の湿度感が日本らしさなのかもしれません。
というわけで無事に下山。
とても豊かな時間を味わいました。ハンモックとお茶と短歌は相性良いですね。
マインドフルな時間でした。
■ハンモックフルネス
山の中でハンモックを使ったマインドフルネス・ワークショップ
https://www.yoriyoku.com/tankentai/hammockfullness.html