寅さんは昭和の時代に「男はつらいよ」とよくぞ言ったものだと感心しています。
前回の男性は相談をするのが苦手という話に共感してくれる人が多くいたことに驚きました。
男性のみならず女性からもわかるとの声をいただきました。
そして、興味深いのは、男性は自分が苦しんでいることに気づかずに、隣にいる女性のパートナーのほうがその苦悩を知っているということ。
これはジェンダー問題なのかもしれないと思ったのでした。
男は男らしく、女は女らしくなければならい。
男らしくって、いったいどういうこと?
具体的には教えてもらってないのだけど、親から社会から知らず知らずのうちに学習しています。
そして、知らず知らずのうちに「らしさ」にとらわれて生きています。
男の子だから泣いちゃダメ。
男は黙ってやるんだよ。
男は強くなければならない。
男は社会で活躍しなければならない。
男は競争に負けてはいけない。
男は頼りにならなくてはならない。
男は青が好き。
・・・
自分に問うてみて下さい。
「男は○○○」「女は○○○」の○○○の部分を書き出してみるのです。
男とか女という性に、様々な思い込みがあるのです。
その思い込みに従って生きようとする。
そこからズレていると生きづらくなるのです。
周りの人の期待に従って生きるのが社会との摩擦が一番少ない生き方です。
ただし自分自身が死んでいきます。
この話題で興味深い話をうちのパートナーから聞きました。
「男性は自分を強く見せようとしている人って、実はモテないんだよね。
本人はそれがカッコいいと思っているみたいなんだけど違うんだよ。
自分の弱さをさらけだせる人のほうがモテるんだよね。
まぁ、モテないとしても女性からの好感度は上がるんだよ。」
とね。
男性の僕からしたら
「女性に弱さを見せたら嫌われてしまう。
強くならなくてはいけないんだ。
弱いところを見せたらいけないんだ。
逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ」
最後の一行は、どこかで聞いたセリフですね。
「男はつらいよ」と独り愚痴を言うのではなく、隣にいる大事な人に言ってみる、信頼できる人に相談する。プロに相談する。
そんなことが大事なのかもしれません。
性のテーマから自由になること。
人間の根源的なテーマです。
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