ワラーチワークショップに参加してみた

昨年オープンしてから、ちょくちょくと寄ってビールやらコーヒーやらをいただいている高尾ベースキャンプ

そこで何やらワラーチのワークショップがあるらしいと聞いて気になっていました。

裸足に近い感覚で歩いたり走ったりすることで健康になっていくらしいという噂、トレランの人たちの中で有名な書籍BORN TO RUN 走るために生まれた ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族”に書かれているタラウマラ族の放送を見たのがキッカケです。

born to run といえば僕にとってはこれなんだけどね。

どうも高尾ベースキャンプでも超人気のイベントらしくラッキーにも参加することができました。
「ワラーチワークショップ麻@高尾ベース」というイベントです。

ワラーチの部品

ワークショップリーダーの板井麻恵さんは、裸足愛好家であり、この気持ち良さと健康的な考え方を伝えるために好きでやっているとのこと。
もうワラーチ愛がすごいです。

ワラーチの世界は自由な世界らしく、様々な人たちが様々な方法で教えているらしいです。
ようは楽しく走ったり歩けたらいいというわけ。
とてもシンプルです。

ワラーチワークショップ

人の足は千差万別。右と左の足なんてシンメトリーではなくどちらも違う足なんだから、自分にあったものを作るのが一番良いですからね。

自分の足形をとってもらい、その型に沿って切ったり穴を開けたり、自分で好きなパーツを選んだり、細かい調整はやってもらったりととてもステキな時間でした。

僕のファースト・ワラーチ

この手作り感満載感がたまりません。
世界で自分のために自分で作ったサンダルです。
自分にピッタリ合ったサンダルです。

ワラーチ

ギリギリの大きさです。
これが走るのに良いみたい。

このワラーチを試すために、午後は清掃も兼ねて高尾登山です。
一号路から金比羅尾根を降りるコースを選択。

人が多いところはゴミも多いですね。
特に人が休憩するところ。
ベンチ、お店の近くは思っていた以上にゴミだらけ。
ディズニーのキャストのようにササっとゴミを片付ける人たちがいたらいいのに・・・

日頃、高尾で遊ばせてもらっているのでゴミ掃除も楽しいものでした。
やらされる清掃活動ってイヤだったんだけど、自らやろうとした活動って楽しいものですね。
意識の差で結果は変わるよね。

登山道に入ったら板井麻恵さんが気持ち良さげに裸足で歩き始めたんです。
そうしたらやるしかないでしょう。
裸足で僕も歩いてみました。

小石がゴロゴロしているところは痛いです。
でも、こういうところは人間が意図的に石を巻いている。
不自然な状態なんですよね。

自然なところは歩いていて気持ちが良いです。
ただし、普段の100倍くらい、よく見ようとするし、足裏センサーを発揮させます。
そうすることで不思議なスイッチが入る感じがします。
だんだんと気持ちがよくなっていくのです。
こればっかりは、やってみないとわからない感覚かも。

特に、こういう湿ったところはクッションが効いていて気持ちが良いし、泥の感触がたまらないですね。

これはアーシングでありグランディングですね。
理屈うんぬんではなく体感で感じる世界ですね。

金比羅尾根を裸足で歩き通せました。

こんなにゴミが集まりました。
小説が落ちていたり、靴底のビムラムが落ちていたり、、、
みんなゴミは持ち帰ろうね。

僕はワラーチで高尾の山を歩くことを試そうと思います。
沢も裸足が楽しいらしいと聞いたので裏高尾のあのポイントもワラーチでいかねば、シノギングもかな。
筑波山もいいらしいので、今度連れて行ってもらおう。

最後にこの詩を思い出したので紹介します。

尊いのは頭でなく
手でなく足の裏である
一生 人に知られず
一生 きたない処と接し
黙々として
その努めを果たしてゆく
足の裏が教えるもの
しんみんよ
足の裏的な仕事をし
足の裏的な人間になれ

頭から光がでる
まだまだだめ
額から光がでる
まだまだいかん
足の裏から光がでる
そのような方こそ
本当に偉い人である

尊いのは足の裏である /坂村真民

■ワラーチワークショップ麻
https://asa1029.thebase.in

■裸足愛好家-板井麻恵
https://takaobc.com/445/

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