コミュニケーションにおける最大の敵は何か?
「正しい・間違っている」という価値判断です。
これには2つの方向性があります。
- 私は正しい、あなたが間違っている。
- あなたは正しい。私が間違っている。
前者は、他人を攻撃します。
自分が正義の味方であり、相手は倒すべき敵なんです。
今、ネットを見ていると自分よりも大きな権力者をボロクソに言っている人が多い。
なんで正しいことをしないんだ!
気持ちはわかります。
僕もそう思うことがありますから。
そんな時には、自分が正しい、相手が間違っているという罠にはまっていないのか考えます。
特に我慢をしていたり、見下されていると感じていたり、優遇されていないと感じている人は、自分が正義の立場になると必要以上に怒りが吹き出してくることがあります。
これは助けて欲しいと言えないSOSのサインでもあります。
でも、残念なことに、怒れば怒るほど誰も助けてくれないというジレンマに陥ってしまうんですよね。
そして、後者は自分を攻撃します。
感情的には罪悪感に支配されて、自分に自信がないので、相手が正しい・私が間違っているという罠にはまります。
だから、相手のいうことに無条件に従いますという状態になります。
自分の頭で考えられないから権威を誰かにゆずるのです。
これも相手に過剰の要求をすることになります。
これが転じて、あなたが決めてくれないのが悪いと攻撃的になる人もいます。
コミュニケーションをしたいのなら、正しい・間違っているの罠から抜けることです。
正しい人や間違っている人を攻撃しないことが重要になります。
正義の味方って迷惑なんです。
なぜなら、正義が悪を創り出すからです。
これは共依存の関係性です。光と影の関係です。
どちらかがだけが存在することはありません。
正しい・間違いの罠から抜けるにはどうしたらいいのか?
私も正しい、あなたも正しい。
ということを認識することです。
誰も悪くないということです。
人は何かと何かを比べて世界を認識します。
正しい・間違いのみならず、良い・悪い、明るい・暗い、硬い・柔らかい、好き・嫌いみたいに比べることで世界を見ています。
この比較をやめること。
心が穏やかになる方法のひとつです。
<現在提供中のサービス>
■zoomを使った個人セッション。
カウンセリングとストレスマネージメント技術を提供しています
https://www.yoriyoku.com/zoomSession.html
■自分自身をストレスを外して望む未来を手に入れるために
個人セッション
https://www.yoriyoku.com
■自分の本当にやりたいことを見つけたい人へ
ソース・ワークショップ
https://www.asobilife.com