AXCESQUINさんの主催する夕暮れシノギングと難所の凌ぎ方に参加してきました。
ここでの講習はゆるいながらも本音の話が聞けるので勉強になります。
さらには、マニアックな参加者が多いので、そこから貴重な話を聞けるのもいい感じです。
ニッチで先端系の話は現場でなければ、学べないことが多いですね。
沢を超えて尾根に取り付きます。
ガイドブックに載っている登山道ではない道です。
今回の参加者は、皆男性です。
男子校時代が懐かしい。
となるとナイフ談義に花が咲きます。
「ハイキング用のナイフは、フォールディングナイフが良い。
なぜなら転んだ時に刺さったりしないから。」
なんて話を聞きながら、さらにどんなナイフがいいのか盛り上がっていきます。
ナイフは男性性の象徴なのかみんなこだわりがありますね。
難所を凌ぐためのロープワーク講座も。
ロープワークは
・家で練習をする。
・新しい道具は、いきなり本番ではなく、実際に試す。
・使わなければ忘れてしまうので時々練習を。
そして、なにより大切なのは、このような技術を使わないようにすること。
冷静に周りを見て判断することができたら、ロープワークを使わずにすむ場所が15分も歩けば、見つかるということです。
ロープワークを使わなければならない状況におちいったのが前回の僕の失敗だったんだとわかりました。
あそこで立ち止まった時に下を観察すれば何事もなく終わったのでしょう。
イベントで技術を学び、ソロで試し経験をして、またイベントで学ぶという方法はいいですね。
また、クライミングもやりたいなという思いもでてきました。
まずは120cmスリングを買おう。ロープワークも覚えよう。(簡易ハーネス、ムンターヒッチ、クローブヒッチ)
景信山の頂上は何も見えません。
キレイにガスってます。
本当はこんな感じで見える予定でした。
停滞している時は寒いです。なのでシノギグッズを試させていただきました。
特に冬に歩く時には汗をかかないようにゆっくりと歩き、停滞した時にはしっかりと着る。これが大切。
どちらの製品もダウンではなく、ウールをダウンのように加工した素材で作ったそうです。温かいのですよねこれ。しかも通気性があるので、汗で濡れたシャツも乾いていく良さがあります。
ナチュラルカラー好きにはアクシーズクインのシノギシリーズはオススメです。
古き良き時代の意匠を現代の素材とデザインでリビルドすると新きものが生まれます。
景色を見るだけがシノギングではありません。
食べることも楽しみのひとつです。
寒い時にはサッポロ一番みそ味が最高。
お湯をわかして暖をとりながら調理します。
これが楽しい時間ですね。
みなさんのギアを見るのも楽しいです。
珍しくこだわりのもの多し。
そんなこんなしているうちに暗くなってきました。
GoProのなせる技で、美しい青の写真が撮れました。
みなさんのシルエットも美しい。
シノギ行燈もいい味だしていて欲しくなりますね。
日が暮れたらヘッドトーチを使って降りていきます。今回のために購入した新しいヘッドトーチがデビューです。暗い夜道を歩くのにもいい感じでした。
滑る場所では、重心を低くして歩くこと重要ですね。
ナイトハイクも楽しいものです。
ライトは、なるべく暗い明るさでみんな合わせる。
前の人の足元を照らすようにする。
というコツがあるみたい。
ゆっくり歩くなら、ライトなしでも歩けたりします。
満月な時はむちゃくちゃ明るいですからね。
無事に下山できました。
下界は電灯があるので明るいです。
夜は本当は暗いんだということは都会に住んでいるとわからない感覚なのかもしれません。
今年最後のイベントということで高尾ビールでシノギ談義。話は尽きません。
ありがとうございました。
とても楽しく有意義な時間でした。
今年からシノギングを初めて良かったです。
来年もよろしくお願いします。
さて動画作りました。
オーバーナイトハイクの企画もしていきたいな。