裏山を探検してきました。
地図をゴリゴリに読んだ山歩き。
登山地図に書いてある登山道を歩くのではなく、地図を見ながら道を見つけて歩く登山もあります。
まず地形図から尾根がどこにあるのかを読んで、そこに道があるはずだとあたりをつける。
その尾根に、どこから取り付くことができて、どこから抜けることができるのか。
それも地図から読み解く。
あくまでもこれは仮説です。
地形図と実際の山の形は違うかもしれないから。
ほとんどの場合は、読み間違いなんだけど。
正解は現場にしかありません。
歩き終わった後に答え合わせをするのも楽しいです。
登山にも、仮説、実験、検証という理系みたいな楽しみ方もあるんですよね。
文字で書くと小難しいんですが、実際には感覚的なものでもあります。
わかってしまえば簡単です。
食わず嫌いで地図読みを避けてきたんだけど、シンプルな基本だけ覚えれば楽しいものでした。
雑誌や本は濃すぎて消化できません(笑)
シノギングのイベントでちょっとずつ覚えたのが役立っています。
今回は、歩いてみたい3本の尾根に目星をつけて、ちょっとだけ歩いたりしながら調査をして、次の楽しみにしたりして。
ハンモックはって、ゆっくりとご飯を食べてあとは尾根を降りるだけ。
当初降りようと思っていた尾根ではなく、印がついていたほうの尾根を選んだ降りたら、尾根の最後がトラップでした。
馬鹿正直に尾根を降りたらそこは鉄柵がありました。
金網の手前には道があるかと思ったら・・・
今日一番の藪漕ぎがスタートです。
古い赤テープと丸太が立てかけられていて、ここから脱出せよという意図を汲み取り、ここから登って降りました。
3メートルくらいの壁をお助け紐を使って降りました。まるでクライマーかのように5ミリ8メートルのロープを片手で出し金網にセットし降りました。
降りてから答え合わせのために近くを歩くと、普通に降りられるところがありました。
ちょっとパニックになっていたのでしょう。
ちゃんと地図を読んで考える冷静さが欲しいです。
知識を知っておくこと、経験を積んでいくこと、両方が必要だということがわかりました。
まぁ、こういう失敗が経験となって成長していくのです。
体や道具の無事を確認してたら、トレランシューズが壊れちゃった。
動画もちょっとだけ撮ったのでコンパクトに
「あちらの世界とこちらの世界の境界線を描いている作品ですね」と感想をもらった動画です。
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