本降りの雨の中、お泊りシノギングに参加。
お泊りシノギングとは、ハンモックとタープを使って一晩凌ぐことです。
この時期、寒さ対策が重要になってくるのですが、今回はあたたく、風もなく、テーマとしては雨を凌ぐ2日間になりました。
そして、念願だったシノギてぬぐいをゲットしてきました。

これでにニワカ・シノラーを卒業して、一人前になった気がしています。
お泊りシノギングの様子は動画をご覧下さい。
よき時間でした。
みなさんソロで参加している方々が多いです。
それぞれの楽しみ方を満喫されていました。
市販の道具では飽き足らず自作した道具を持ってきている人も多かったです。
その方法も教えてくれたりして感謝しかありません。
みんな親切だもの。
こうやって新しい遊びのジャンルが成熟していくのでしょう。
参加して良かったです。
今回、気づいた課題は、荷物の多さですね。
心配していると荷物が多くなる。
必要最低限の荷物と遊びの荷物を持っている人がいいなと。
経験が大切なところなんでしょうね。
お泊りシノギング中に、アクシーズクインさんからフユゾラとアグラスカートを一晩お借りしました。
ネットで情報を読んだり、お店で説明を聞いただけではわからないことがたくさんあります。
道具を実際の現場で使わせてくれて、気に入ったら買う選択ができるってとても良いです。
シノギングイベントでは商品を借りられるシステムは親切ですね。
アグラスカートはとにかく暖かい。
パンツよりもスカートって形が良いのかもしれませんね。
朝方以外は寝袋がいらないくらいに暖かったです。
これダウンではなく、ウールをダウンのように加工して使っているそうです。
フユゾラは汗の抜け具合が感動的でした。
アクシーズクインの雨具って、濡れること前提で商品を開発しているそうです。
濡れたとしても乾けばいいじゃないかという考え方。
アウトドアでのレインウェアは、雨を完全に防ごうとすると、汗や結露で結局濡れるという事実があるんですよね。
雨で濡れるか、汗で濡れるかの究極の2択。
濡れたとしても風で熱が奪われることなく乾けばいいのです。
実際にそうであれば快適に過ごすことができるのです。
ショートシノギングの時には、自前のバーサライトの上下を着ていました。素材はゴアテックスです。
雨が侵入したのか、汗を書いたのか、雨具の下はずぶ濡れ。
ゴアテックスだからそのうち乾くだろうと思っていたら乾かない。
その時に「貸し出しますよ」のアナウンスを聞いてフユゾラを借りて着たのです。
気づいたらウェアは乾燥していました・・・
素材の透湿性が重要なんだそうです。
森林限界を超えるような本格的な登山ではゴアテックスはいいのかもしれないけれど、低山を歩くならウェアの素材は違う選択をしたほうがいいかもしれないということでした。
開発者が汗っかきだからこそ、汗抜けにこだわっているそうで、そんなところがステキです。
雨具の透湿性について興味を持って、調べましたが難しすぎて理解するのを辞めました(笑)
参考までに調べたリンクを
・-凌ぐとは、足りることを知ること-「凌」という山歩き
・雨を防ぐのではなく「凌ぐ」という考え方。
・山と道ラボ【レインウェア編】
・【素材研究室①-2】GORE-TEXの話 ~透湿性に関して~
・「ゴアテックスなら大丈夫」は本当?
シノギングをするための三種の神器は
・ハンモック
・クナイ
・ツユハラヒ
もうひとつプラスするなら
・タープ
アクシーズクインさんが扱っているものなら間違い無いです。
僕はあとツユハラヒを手に入れればコンプリートです。
宿泊のためのウキグモ、ウンカイ、モグを試して、物欲上昇。
あー楽しかった!
何かのファンになるっていいですね。
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