これからの山の旅にはハンモックを。ハンモックのあたらしい遊びを提案するメーカーが、奥高尾の森に今年も大集合。ハンモックを使った山での遊び方を体験できる2日間。
TRAILS
ということで参加してきました。
今年に入って、シノギングではじめてハンモックを初体験して、なんかいいなと思ってしまい、つい魔がさして買ってしまい、川や山で使ったらこれがまたいい。
さらに山でハンモックで泊まるのが楽しいというのではないですか。その昔登山をしてたものには意味がわかりませんでした。時代が重装備から軽装備に変わっていき、緊急用のツエルトを使ったり、タープをつかったり、さらにハンモックになるということに頭がついていかない。
楽しいというのは実際に体験して感じなければわかりません。
大人気らしいという噂を聞いて、申し込み開始の5分前から正座をしてパソコンの前に座り、クリックをしまくってチケットをゲットできました。よし。
今回、ハンモックを貼るのが3回目、ハンモックキャンプは初めてという状況に、このイベントは役立ちました。楽しんでいる経験者に聞くことが一番の学びになるし、なんとなくその輪に入っているとわかってくるものです。
オープン時間に合わせて行ったら、ほとんどの人がすでに来てたのではないかという盛況ぶり。ハンモックを貼る場所がなかなか見つかりません。ようやく良いロケーションが見つかり、ワークショップへ。
トレイルズさんの挨拶から始まりぼちぼちとゆるくスタートです。
ワークショップの模様を順番に
各ブランド一押しのハンモックを解説
初心者ならではの素朴な感想を。
新しいULシリーズがオススメでした。蚊帳がいいですね。
オールインワンのモデルがいいですね。キャンプで蚊帳が欲しい。
パーゴといえば、忍者タープ。日本のブランドです。手裏剣のぶら下げるのが欲しい。
凌印のアクシーズクイン 。日本の伝統を意識した独自の商品群。ウキグモ、ウンカイというハンモック+寝袋が一体になった製品がいい。3シーズン用のライトがでるらしい。
ちなみに僕が使っているハンモックはアクシーズクインさんが代理店のエクスペド・トラベルハンモックプラスです。シノギングのイベントに参加して相談して決めました。体験大事。
シートゥーサミットは、カラーが鮮やか、生地が薄い。涼やかです。
チタン製品大好きな人が沼にハマるバーゴ。ヘキサゴンウッドストーブ欲しいな。
ここにあったゼロシューズも身体感覚を身につけるのに良さげです。
サーマレストのエアマットの軽さと小ささは魅力的。
日本代理店のモチヅキの真空断熱のカップを昔買ったなという記憶あり。
イーノの人はハンモック大好き感が良かったな。横並びにできるハンモックは楽しそう。
ハンモックは色々寝てみたけれど、正直、違いはあるのがわかるのですが、何が良いのかはわかりませんでした。圧倒的に経験値が少ないからかもしれないし、長く使わないとわからないこともあるんでしょうね。
詳細は、トレイルズさんの記事へ。
HAMMOCKS for Hiker | ハンモックギア2019 #01
注目ハンモックと周辺ギア
https://thetrailsmag.com/archives/23450
ハンモックを貼ってみよう
4班に分かれて自由にハンモックを貼る体験。改めてこういうワークショップでは失敗してもいいからいつもとは違うことに挑戦するといいなと思ったり。何が良くて何が悪いのかを解説してもらえると理解しやすい。ツリーストラップの高さを変えたり、長さを変えて張り具合を変えることで座り心地、寝心地が変わる。全く別物になる。つまりは、メーカー毎の差を比べることは難しいということだ。同じ条件で比べないとわからないし、実際に使ってみたいとわからない。ハンモック好きの人が複数個持っている理由がわかった気がした。
印象に残っている言葉は「ハンモックの貼り方に正解、不正解はない。人それぞれの好みがあるだけ。試してください」というもの。
以前にHammok for Hikersで紹介された貼り方(木と木の間隔は4〜5m、ツリーストラップの高さは160cm前後、木とラインの角度は30度)が正解ではないということ。ここを基準として調整しながら自分の好みを見つける。実際に高い位置で張るのが好きな人もいれば、ピンピンに張るのが好みの人もいる。みんな違ってみんないい。
やって感じながら自分好みを探ろうと思えたことがワークショップの成果。
ハンモック泊ポイントの探し方
ハンモック泊でハイキングをやるというのは新しい遊び方。新しい遊び方は古い遊び方とトラブルになることは一般的に多い。みんな既得権大好きだから。
ハンモックを使って、自然にインパクトを残さず、周りの人たちへの配慮をしながら、自分たちがめいっぱい楽しむための作法を。
シノギングで学んだ地図読みが役立ちそう。地図を見ながら検討をつけたり、周りの景色をみながら探したりするコツを教えてもらいました。
歩いていれば、どこにでもポイントは見つかるそうだ。ほんのちょっとしたコツ。そのコツを知っているか知らないかで見えるものが違ってきます。普段とはまたちがった視点でハイキングができるのではないかと思います。それは楽しいことですね。
日本中どこでも楽しめる遊びだということがわかる。僕の中では、まずは裏山を行くことからはじめるといいんじゃないかなという結論に。
焚き火・ウッドストーブ で火を起こす
焚き火は原則的に禁止されているという話からスタート。この辺りはグレーな話みたいです。個人と団体での扱いも違うようですし。マナーが重要視される世界です。気になる方はキャンプ場でやるのが一番安全です。
また針葉樹、広葉樹の違いの説明を受けたりしながら、焚き付けの練習を。ちゃんとやると火吹き棒はいらないですね。
欲しいと思っているバーゴで実際に焚付けをやって思ったのは、小さいと焚き火の管理が大変だなと。効率を考えると悪いですね。そこが楽しめるかどうかがウッドストーブができるかできないかと分かれ目になりそうです。
バーゴにするか、ピコグリルにするか、それが問題だ。
これで昼の部が終了。ハンモックでくつろぎながら、夜の部を待ちました。
オーバーナイト参加パーティ
夜は、火を囲んでのパーティーでした。
スタッフによる手作りご飯が美味しかったです。冬瓜のスープ、かぼちゃサラダ、おやき、焼き鶏肉。手の込んだ料理ってそれだけで嬉しいです。味付けが絶妙でした。料理って人柄がでるから面白いんですよね。優しい滋味なお味でした。
で、じゃんけん大会があり、くじ引きの権利を獲得、商品をいただけるという流れ。
ということで、商品をゲットできました(笑)
カンガルーのロゴが目を引くアメリカのメーカーであるカモック。クラファンを使って製品づくりをした社会活動目線を持っています。その中で評判の良いルーシングルというモデル。
肌触りがいいんです。そして付いているカラビナもカッコいいし大満足。
ハンモックが2つになりました。超嬉しいです。誰かを連れて遊びに行けます。誰かって?まずはうちのかみさんでしょう。アウトドアを楽しめる人になるかも。
カモックいいメーカーです。
このメッセージもステキです。
アフターパーティー
パーティーもゆるやかに終わり、薪をせっかく集めたので焚き火をやるかと。ワークショップで学んだ熾火を一気に作ってみようかといつもよりも燃やしています。
火で遊んでいるとご近所さんが集まってきて、自然と輪ができて話ができました。ハンモック初心者にとっては聞くことが新鮮で楽しいことばかり。いろんなことを考えて試してみての試行錯誤しながら遊んでいる話が面白い。経験談って面白いんですよね。
夜もふけてきたのでボチボチと寝ますか・・・
初のハンモック泊・・・ドキドキ・・・
“HAMMOCKS for Hiker 2019 レポ(初日)” への5件の返信