日本とアメリカの生産性の違いってメンタルの違いかも!
と昨日、facebookやtwitterで紹介した記事からさらに考えを深めてみたい。
リンク先の記事は、壮大な物語が展開されています。ざっくりいうと、筆者の防音室を買うことへの顛末です。あまりにも大きすぎて運べそうにもなく何度も諦めようとした筆者が、周りのアメリカ人のポジティブな想いに勇気付けられ防音室をなんとか部屋まで運び込む物語です。
amazonのすごさはアメリカ人が作ったのであり、黒猫、飛脚、郵便の確実性は日本人が作ったもの。そのどちらもが噛み合って日本では信じられないくらい便利なサービスになっています。配送部分はアメリカでは無茶苦茶らしい。
日本人のマインドは、無理そうならあきらめるという選択をするということ。
アメリカ人のマインドは、実現できると信じ続けて行動すること。
とまるで全く違う星の人かというくらいに考え方が違うそうです。ネガティブとポジティブくらいに違う感じです。
これは文化の違い?習慣の違い?教育の違い?と考えると、やっぱり教育の差なんだと思います。教育が習慣を作り文化を作りますから。
具体的に何の教育かといえば「人に迷惑をかけない」という考え方です。人に迷惑をかけないように全部自分でやらなければならないという思考。
人に迷惑をかけるのは当たり前と思っている人たちと考え方や行動の仕方が変わるのは当然でしょう。
こういうのをマインドセットというんだけど、前提条件といえばいいかな。人はこの前提条件の基に行動をします。人によって前提条件が違うと話が噛み合わなかったりします。日本は村社会だったので、前提条件が同じという文化を持っています。生まれて死ぬまで顔なじみの人しかいなかったら、人の考え方は同じであり、前提条件が同じなのでトラブルは起きません。
アメリカの場合、人種も民族も宗教もありとあらゆるものが違う人たちが集まって生活をしています。このマインドセットが全く違うので、彼らは人々は違うとうことが前提になっています。だから言語のコミュニケーションが発達したともいえます。人に迷惑をかけてもいい。お互い様だからというのが当たり前のアメリカなのです。相手を信頼するのが彼らの特徴でもあります。
アメリカは多様性を受け入れ相手を信頼し、日本では同じであることで安心をし相手にも同じであることを強要する傾向があります。同調圧力というやつです。空気を読めとかね。
で、本題に戻ります。
日本人は自分の望む欲求を満たすために、他人に迷惑をかけるくらいならあきらめる。自分の欲求を満たそうという人に協力もしないし、さらには攻撃したりする。
アメリカ人は自分の望む欲求を満たすために、他人に迷惑をかけてOKだと思っている。そして周りも相手の欲求を叶えることを応援する。
これって前提条件であるマインドセット「他人に迷惑をかけない」ってことだけなんですよね。
その結果が大きく違ったものになってくるということです。
このマインドセットを変えるのが僕たちセラピストの仕事のひとつです。僕たちといいましたがこれも同じであって欲しいという日本人的な発想ですね・・・。マインドセットを変えることは僕の仕事のひとつです。
人に迷惑をかけてもいい。
これは他人に迷惑をかけられてもいいということにもつながります。双方向ですから。そこではじめてお互い様だねということになります。
人に迷惑をかけてもいいというマインドセットはさらに、人を応援してもいい、人を助けてもいい、人に協力してもいい、というメンタリティに変わっていきます。
もちろん選ぶのは自由です。してもいいし、しなくてもいいということです。
日本も多様性が必要な国なってきました。アメリカから学ぶことは多いかと思います。アメリカのみならず外国から良い面は学んでいくことが大事だと思っています。もちろん日本の良さも認めながら。
これって教育だと思うのです。誰を教育するかって?そりゃあ自分自身から始めることでしょう。そんな教育を受けたかったと思っても何も変わらないんだから。
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■マインドセットを変えて自分らしく幸せになるために
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ワクワクから自分軸を見つける方法
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