「がんばって」という言葉が問題の使い方が難しい。がんばっているのに、これ以上がんばれというのかとストレスになることがある。それは確かに苦しいことだ。
メンタルトレーナー上田正敏です。
がんばるの意味には2つある。ひとつは、自分を殺してがんばるという方法、もうひとつは自分を生かしてがんばる方法だ。
自分を殺しているというのは、がまんをしていたり、無理をしていたり、苦手なことをしていたり、変えられないことがあったりする時だ。時にはそれが必要かもしれないけれど、そこにがんばるのは辛くなる。がんばれと言われてもがんばれないとなるよね。
つらいことをがんばるの場合は、目指しているゴールが欲しい時のみに必要なのかもしれません。苦手なことを時にはやらなきゃいけないんだけど、その先に自分の幸せがなければ、がんばることは難しいし、自分を殺す方向に進んでいることになる。このゴールを見直す必要もあるかもしれないよね。プロセスもゴールも自分を殺していたら変えたらいいよね。
がんばることを自分を生かすことに変換したらいい。「がんばれ!」と言われたら「自分を生かせ!」と翻訳しなおすのだ。「自分らしく!」「特徴を生かせ!」「好きなことしろ!」と思い直してみることだ。自分自身を生かすことになら人は頑張れるのだ。
自分を殺しているのか、自分を生かしているのかを知るには感情が鍵を握る。がんばれと言われてネガティブに感じるならそれは自分を殺していることかもしれない。逆にがんばれと言われてポジティブな感情が生まれるならそれは自分を生かしているということだ。
もしもモヤモヤしていると感じたりしたら、それは要注意信号だ。自分を丁寧に見つめていく必要があるということ。自分を殺しているかもしれないし、自分を生かしているかもしれないし、その両方の可能性がある。違和感というのは誰もが感じるものなんだけど、自分の深い部分の声なんだけど、それを無視してしまうことがあるのだ。
その声って自分のガイドみたいなものなんだけど、声が小さいから無視できちゃうことでもあるのだ。
自分を殺す生き方ではなく、自分を生かす生き方にシフトチェンジしていく。
これは大事なことだと思う。
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