昨日のブログ(好きなことやればいいんだよ)を書いたら次のようなコメントをいただきました。
寝たい時は洗濯物ほさないで寝なさい?やっちゃったけど。
そういうことです。
嫌いなことをやったら好きなことをしていいという思い込みを外した行動ですね。
さらに
今日はもう疲れちゃったから私の食べたいもの出してよ!とか言ってみる?
それは言えないから、下のこと2人で買って来て食べるからそちら2人は良しなに、と連絡してしまったよ。
なんかこれはちょっと違うか!?
でも、私の食べたいもの出してよーとか言ってみたい。
という質問をいただきました。
これは2つのことが同時に書いてあるのでわかりやすいように2つに分けます。
今日はもう疲れちゃったから私の食べたいもの出してよ!とか言ってみる?
それは言えないから、下のこと2人で買って来て食べるからそちら2人は良しなに、と連絡してしまったよ。
なんかこれはちょっと違うか!?
まずは前半部。これも「好きなことをやればいい」とは違うことです。
疲れたからご飯を作りたくなかった。それを宣言しただけ。
自己主張ができたということは素晴らしいです。
ただ、この文章を深読みしていくと大きな我慢が隠れているように見えます。
ご飯を作りたくなかったら、家族分のご飯を買ってきても良かったということ。
「そちら2人は良しなに」という言葉に敵意を感じるのです。
きっと本当に言いたいことは何かあるのでしょう。
で、後半部
でも、私の食べたいもの出してよーとか言ってみたい。
これが本当に伝えたい本音ですね。
「いつもいつも家族のためにご飯なんか作りたくないんだ。たまには私の食べたいものを作ってよ。」という悲痛な叫びを感じます。
義務感としてやらされることって、メンタルが削られていきます。
でも、その義務感を背負っているのは誰?ということになっていきます。
嫌なことを辞めて好きなことをするの法則とは違うのです。
家事を辞めて、やりたいことは何ですか?
ということになります。
そのやりたいことを、まずはやろうということなんです。
この法則とは関係なく、自己主張は大切だということ。
私の食べたいもの出してよーとか言ってみたい。
これ言うまで誰もわかってくれません。
もし、わかっていても知らないふりをするでしょう。
自分の欲求を相手に言葉にして伝えなければ、いつまでたっても同じ状態が続きます。
成熟した大人だったら、話し合うことが大切になります。
そして、相手から本当に欲しいものが何かを自分で掘り下げる必要があります。
それがズレていると、相手にして欲しいと言って、やってくれたとしても満足感は得られません。
でも、まずはやってみなければ、それが本当に欲しいものかもわからないというのが実情です。
それがきちんと対話をするということです。
会話でなく対話という言葉を使うのは、前提条件もはっきりさせるということです。
例えば、「家事は女性がするものだ」という価値観が前提な人と「家事は夫婦で分担するものだ」という価値観が前提な人では、話が噛み合わせに場合があるからです。
以前にパートナーシップカウンセリングで両者の間に入って話を聞いたことがあるのですが、第三者が入ることでこの前提が浮き彫りになることもあるのです。
その時にはパートナー同士で目からウロコが落ちたという感想をいただきました。
話が噛み合わない場合は、ふたりが自分の世界からしか話をしないので、伝わらないで徒労に終わることがあるのです。
まずは、自分の望みを声に出して言ってみたらいいのです。
場合によっては家族のバランスが大きく崩れることがあるかもしれません。
それは時間の問題なので、遅かれ早かれ起きることが起きるだけですから。
自分の中の核となる価値観を守るのか手放すのかも自由です。
価値観が違う時には、どちらかがどちらかに従うような勝った負けたという話になりがちなのですが、成熟した大人はどちらも満足するような第三の解決方法を見つけることが大切になります。
まずは、自分の思いを正直に伝えることが大事ですね。
いつもと同じことをしていたら、いつもと同じ毎日が続きます。
今日をいつもとは違う日にしたいなら、いつもとは違う行動や言葉を選択することが大切です。
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“いつもと違うことをやってみよう!” への1件の返信