人はメンタルが弱っていると、おかしなことをする傾向があります。
まるで、いつもの自分とは違うような振る舞いをしてしまいます。
そのひとつが「恨み」です。
メンタルトレーナー上田正敏です。
「人から傷つけられた」ことに「恨み」を持つことがあります。
言われたことで、心が折れたりする時もあります。
本当に人は自分を傷つけることができるのでしょうか?
僕は、誰も自分の心を傷つけることはできないと考えています。
では、誰が傷つけるかといえば、自分自身です。
誰かの言葉が引き金となるだけで、自分自身で自分を傷つけるということをするのです。
本当はそうだとしても、人に傷つけられたと感じるのです。
感じるというのは幻想です。真実とは違うのです。
傷つくのは、相手に悪意もある場合もあれば、善意からの言葉でも傷つくことがあります。
その現実を創っているのは誰でしょうか?
もちろん自分自身です。
もしも「傷つけられた」「心が折られた」「いじめられた」「責められた」「罠にはめられた」と感じている時には、自分で自分を傷つけているのかもしれないと考えて下さい。
そして、そんな時にはメンタルが弱っているかもしれないと思って下さい。
もしも、メンタルが弱っているかもという時には、ちゃんと寝ているのか?ちゃんと食べているのか?ちゃんとお風呂に入っているのか?ちゃんと遊んでいるのか?をチェックしてみて下さい。
生活を整えるのが大切です。
僕も傷つけれたと感じた時がありました。
心の仕組みを理解しているので、表面的には相手を恨んでいましたが、自分のメンタルが弱っている可能性を疑っていました。
最近、自分の中で何かが変わった気がしたので、傷つけられたと感じている人に会いにいきました。
そして、あの時だったら傷つけられたと感じた場面と同じような場面が訪れたのです。
内心「来たーっ!」と心の中でガッツポーズをしてしまいました。
そして、実際に心が傷つくことはありませんでした。
相手の振る舞いは何も変わりません。
自分自身が変わることで感じ方が変わり、受け取り方が変わったのです。
そして、傷つけられたと感じていた言葉は、実際には愛がある表現だったということに気づいたのです。
その時には、感じ方が変わった喜びでいっぱいでした。
後になってから、じんわりと、自分の中で新たな答えが浮かんできたのです。
僕自身の影響力の小ささと感じていたために、自信を失くしていたということがわかりました。
その時に周りの人たちが「そんなことないよ」と言っていたこともわかったのです。
「なんでみんなそんなこと言うのだろう?」と不思議に思っていたのでした。
だって、影響力あるよと実際に起きていることを言っていてくれたから。
自信を失くしている時ってメンタルが弱っている時です。
それは自分の考えている方向性が違うよということなのです。
メンタルが弱っている最大の問題点は、自分自身を客観的に見れずに、ストレス反応からの行動しか起こせないので、健全な態度がとれないところにあります。
気づきさえすれば、あとはメンタルを整えればいいだけのことなのです。
自分で気づいたことは、自分で修正できます。
自分で気づけない時に、僕ら心理セラピストを活用してもらいたいのです。
思考、感情、行動にアプローチできる人を頼ることがオススメです。
自分の中のひとつの問題が解決して晴れ晴れとして気分です。
そして、愛されている自分を感じて、また新たなステージに自信を持って立ちたいとおもいます。
社会が僕に何を求めているのか?それを探求する1年になりそうです。
たくさんの種まきをしています。
すでに芽が出たもの、もう枯れちゃったものもありますが、種はまかなければ何も始まりません。
枯れたと思っているのも復活するかもしれないしね。
人を恨んでいる時には、自分のメンタルが弱っている時かもしれないと気づいているといいかもしれませんよ。
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