13歳のハローワークマップのファシリテーターとして、付属中学校にワークショップをしてきました。
2時間の中で、自分の好奇心を使った仕事について考える時間です。
ワークショップ形式の授業の良い点は、自分の頭で考えるということです。
そして、自分の頭で考えるだけでなく、周りの人たちのマネをしたり、助けを求めてもいいというところ。
いわゆる授業は、知識を先生が生徒に与える形式です。
学校教育はテストがあるので、基本が個人戦です。
自分だけの力を評価するのがテスト。
入試も自分の実力だけで挑戦します。
学生時代は個人の時代とも言えます。
ところが就職して働くようになるとルールが変わります。
個人戦ではなく団体戦です。
社会人はチームの時代とも言えます。
周りの人たちと協力して課題を乗り越えていくことが重要になります。
会社の場合、みんなで仕事をするのが基本になります。
もちろん役割分担をしてということ。
一つの仕事に多くの人が関わります。
ワークショップは、一人ではなく、みんなで考える体験できることが、メリットのひとつです。
13歳のハローワークで大切にしているのは「好奇心」。
これはテストの点数で評価ができないものです。
他人と比べるものでもなく、優劣もありません。
人それぞれが違うユニークなもので、多様性に富んだ豊かなものです。
好奇心が違うからこそ、社会が必要であるし、みんな違うから大変なんだけど、面白くもあります。
みんなが好奇心があることをするだけで、社会が回っていくと僕は思っています。
好奇心がないことをする必要はないと思っています。
だって、自分が好奇心がないということは、誰かが好奇心を持っているということだから。
その人にまかせればいいのです。
中学生に「好きなことをトコトン追求しよう!」というメッセージを伝えられたと思っています。
そう、僕の思い描く理想の世界ができたんです。
夢のひとつが叶ったのです。
大人も子供も対等に学び合う場が出現したのです。
学校公開をしていたので、父兄や入学希望者の方が見学にいらしていました。
その人たちを巻き込んで、学び合う場ができたのです。
誰が先生でもなく、誰が生徒でもなく、分かち合いが起きる場だったのです。
その場を創り出すことができて感動してしまいました。
しばらく、うわぁとなって言葉にならなかったです。
大いなる存在はたまに奇跡的なギフトをくれるものです。
時間もエネルギーもお金も注ぐからできるものですね。
先生や保護者、そして何より生徒さんたちから多くの学びをいただきました。
また次の人たちに惜しみなくシェアをしていきます。
ありがとうございました。
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