問題解決手法で多いのは、闘うということだ。
相手を悪にして、自分を善にする。
ヒーローを作り出して悪を懲らしめる物語も同じ。
プロセラピスト上田正敏です。
問題解決思考について、前回のブログに書きました。
続きになります。
問題が起きると人は、被害者か加害者の役割を演じる。
加害者と被害者がいたら、加害者が問題可決してくれたらいいなと思うのだけど、その可能性はないに等しいこと。
つまり被害者側が立ち上がる必要があることについて書きました。
被害者側が立ち上がる物語は、古今東西様々な物語が語られています。
テレビを見ても、映画を見ても、漫画を見ても、昔話を読んでも、ヒーロー物語はとても多い。
勧善懲悪の物語が基本にあります。
自分が解決できない問題は、誰かに問題を解決してほしい。
問題である加害者を懲らしめてほしいという潜在的な欲求を持っています。
実際には、これは起こらない。
だから、自分が立ち上がる必要がある。
では、どのように問題を解決したらいいのか?
加害者をやっつければいいのでしょうか。
時代は、殺人も戦争も否定してきています。
昔はこれでも良かったかもしれませんが、現代では通用しません。
そのような衝動があることは認める必要はありますが、行動に移して良いかとは言えません。
被害者が加害者を殺せば、被害者が加害者に変わるだけです。
問題は解決したことにはなりません。
被害者と加害者が入れ替わっていく復讐の連鎖が始まるだけです。
では、どうしたらいいのでしょう?
弱い側の人間は革命以外の方法を持っているのでしょうか。
もし、こんな方法があるよ!
という方はコメントいただけると嬉しいです。
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