先週のカウンセリング入門講座が終わってから、カウンセラー感度が上がっています。
具体的にいうと、人の話をよく聞けるし、言葉のひとつひとつが粒立っているように聞こえています。
いつもよりも、もっと聴けている感覚。
これは良かったこと。
悪いこともあるのです。
心理カウンセラー上田正敏です。
自分が話をしている時に、話を聞いてもらえていないなと感じる時があります。
これが普通の人なら特に反応しないのです。
でもね、これが話を聞く仕事をしている人たち、カウンセラーだったり、コーチだったり、コンサルタントだったり、セラピストだったりには、きびしい目で見てしまいます。
しかも不機嫌になってしまう・・・
健康サポートのサービスのカウンセラーに、質問したことに答えていないことで不機嫌になり言葉がきびしくなってしまったら、相手も察したようで丁重に扱われるようになりました。
いかん、いかん、プロといえばそんなもんだよ。と反省。
ちゃんと言わないといけないよねと思ったのでした。
そして、対話の場に参加して、そこでも対話のルールを守らず話を聞かずに勝手に話をしているカウンセラーに対して怒りを感じたので、正直に簡潔にハッキリと指摘しました。
ちゃんと言うのはいいのだけど、なんとなく雰囲気が緊張感がでてしまったと反省。
上から目線だよね。
言うにしてもユーモアが必要だよねと思ったのでした。
話をすること、話を聞くことの感度が上がっています。
自分が主催したカウンセリング講座をこだわって作りました。
技術は大切なんだけど、それよりも大切なのは感度だと思っています。
カウンセリングマインドという考え方よりも、自分の感じ方のほうが重要だと思っているのです。
そうしたら、自分の感度が上がりっぱなしになっています。
普段は自分の中で聞く回路をオフにしているんだけど、オン状態が続いているのでカウンセラー能力が磨かれっぱなしです。
カウンセラーでも面白いもので、他者の話を聞かないカウンセラーは意外と多いです。
本当に聞いていないカウンセラーいるんですよ(笑)
他者の話を聞かないカウンセラーの中でも、不思議に話を聞いてもらっていると感じるカウンセラーさんもいるのです。
僕の友人関係でも数人います。
話を聞くよりも話すのが好きみたいな。
でも、話を聞いてもらっている感じがするという謎。
何が違うのかを考えたら、安全な場ができているか、ということです。
安全な場だから話をしてもいいし、しなくてもいい。
言いたいことはいつでも聞くよ。という姿勢でいるのです。
だからカウンセラーが話をしていようが聞いていようが、聞いてもらっていると感じるのです。
これは、テクニックではなく、キャラクターですね。
その人が持った才能です。
話が聞けない人でもカウンセラーになれるのです。
元々の聞き上手な人はマネしないほうがいいかもしれません。
カウンセリングの世界が大好きだし、こだわりがあるのだな感じている1週間です。
ちなみにワークショップデザインとファシリテーションにも人一倍こだわりがあるのだともわかった1日でした。
何に好奇心を持っているかがその人自身を現しますね。
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