仕事は一生懸命にするな!にたくさんの反響をいただきました。
ありがとうございます。
仕事に対して手を抜けというわけではありません。
仕事って好きだからこそ真剣にやるものだと思っています。
メンタルトレーナー上田正敏です。
僕は学校で「一生懸命にやりなさい」と言われる時には、やりたくないこと、嫌いなことに対してだったと記憶しています。
好きなことは、ほっておいても、一生懸命にやるのです。
一生懸命という意識すらありません。
夢中になっているだけなのです。
学校教育って、できないこと、得意ではないこと、才能がないこと、に対して、必要以上に頑張れと言われます。
平均的な人間を育てようとしているからです。
学校教育のベースは明治時代の富国強兵だと言われています。
工業社会には適しているかもしれませんが、サービス業中心のクリエイティブな社会に合っているかは微妙です。
一生懸命とか努力とか苦労とか、必要以上に美化されています。
成功者のインタビューで必ずといっていいほど、苦労の話を聞きたがります。
成功者も聞かれるものだから、なんとか探しだして答えを言っている部分もあるそうです。
新しいことはやれば、想定外の出来事は起きますので、それに対応することは必要です。
苦労話にすることもできるし、笑い話にすることもできる。
どのような世界観を生きるかは選ぶことができます。
苦労話をすると、共感してくれたり、賞賛してくれたりするものだから、それが嬉しくてする人もいます。
苦労話をしていると嫉妬もされずらいですから。
楽に成功しているように見えている人って世間からバッシングを受けやすいですから。
苦労しているフリをしている人もいます。
一生懸命にやる必要はありません。
好きなことに夢中になってやることが大切です。
社会にでると、自分が得意なところが仕事になります。
経過である努力よりも結果を求められます。
つまり、根性論は通用しないということです。
会社には根性論が好きな人もたくさんいます。
頑張っている人を評価したい人もいます。
その本質は、自分には才能がなくて頑張っている者を評価するすることで、自分の慰めになっているのです。
ブラック企業という言葉が流行りましたが、努力して頑張っている人を評価する社会だからです。
残業もせずに時間内で結果をだして帰ってもいいのです。
生産性が高い人が評価されるべきだと思うのですが、仕事もできず残業ばかりして給料が高い人がいるのも事実です。
頑張ってやる仕事は、近い将来AIが代わりにやってくれるようになるでしょう。
AIは東大の入試に受かるくらいになってきていますから。
AIは万能ではありませんが、かなり人間に役立つものになるでしょう。
一生懸命にするとは根性論です。
メンタルも壊れます。
自発的に一生懸命な状態になるのは素晴らしいです。
自分感じて自分で考えて自分で選んで自分で行動するならいいのです。
努力が努力ではなくなるし、頑張りが頑張りではなくなります。
仕事だけとか、勉強だけできればいい時代は終わっています。
これからの社会はすべての分野でワクワクすることをやる人が増えるのではないかと思っています。
時代はどんどん良くなっています。
その変化を楽しめばいいのです。
どんなエンターテイメントよりも面白いんじゃないかな。
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