週末は、体と心をつなぐザ・キネシオロジー講座を開催しました。
同じタイトルの講座でも、伝えたいことが盛りだくさんなので、毎回違う講座になっています。
この影響はスリーインワンの創始者の一人であるダニエル・ホワイトサイドの影響です。
彼はどんな講座であろうとも、いつも自分の一番興味のある話をしていた人です。
それが参加者全員の心に響くのが不思議である魅了されていたところです。
僕は、講座前に講座をしっかりと組み立てていますが、参加者さんたちの話を聞いて内容が変わります。
変えようとはしていません。変わっていくのです。
欲しいものを与えたいし、本人が望んでいる入り口からしか深く心の中に入っていくことはできません。
セラピストとして大切な心構えです。
心理セラピスト上田正敏です。
キネシオロジーは、心と体をつなぐ技術です。
体の情報のみならず、心の情報も筋肉が教えてくれます。
体の反応を読み解いていく技術です。
今回の講座で掘り下げて言ったのは、メタファーです。
メタファーとは隠喩とか暗喩とか言われるもので、簡単にいうと例え話です。
例えていうなら・・・みたいに使う言葉です。
例えば、この写真を見て下さい。
この状況を言葉にすると、どう表現しますか?
コップに半分しか水がない。
コップに半分も水がある。
「半分しか水がない」と表現する人は、ネガティブな感情が入っています。
「半分も水がある」と表現する人は、ポジティブな感情が入っています。
人はそれぞれの経験から物の見方を形作っています。
過去に起きた出来事とその時に感じた感情から、今現在起きていることを無意識で判断しています。
事実は、コップに半分ほど水が入っています。
そこには感情は関係しません。
いやいや半分以上入っているでしょう、半分も入っていないじゃないか、これは本当に水なのか?周りにある植物に水をあげたのかな?
そんなように違うことが頭に浮かんだ人もいるかもしれません。
これはその人の持って生まれた気質だけでなく、経験してきたことに大きく影響を受けています。
言葉はその人の経験を教えてくれる大切な道具です。
心と体をつなぐ架け橋になるのは言葉でありメタファーです。
こういう話って深いですね。
これもメタファーです。浅いとか深いとかは、プールの水深などを表すのに使う言葉です。
あえてメタファーを使わずに話すことはとても難しくなります。
それだけ人はメタファーを普段から無意識に使っています。
このことを応用すると、言葉からその人の心がわかってきます。
それを自分が望む未来を手に入れることに使うこともできます。
もちろん、その前に過去を癒すことにも使うことができます。
人は言葉に支配されているといっても過言ではありません。
あるがままの自分というよりも、言葉で定義した自分を自分だと感じています。
それが一致していれば幸せや豊かさを手に入れやすい状態になるし、それが違えば違うほど手に入らなくなります。
来月の講座のテーマであるロールプレイも使ったりして、このロールプレイも心と体を使う道具なのですが、心の深い部分に触れるような講座になりました。
来月の講座も若干名参加可能です。興味があれば此方に案内が。
この手法もロールプレイと呼んで良いものか悩んでいるので、新しく命名する必要がありそうです。
他者と話していると見えている世界がどうも他者とは違うみたいなんですよね。
この独自の視点は伝えていく必要があるなと。
好きなことをして、幸せと豊かさを手に入れてきた思考と体験が独自の視点を手に入れたのでしょうね。
人と違うことは才能です。
それを伸ばしていくのが大事だと思う今日この頃です。
思う存分に発揮するために、自分以外のものを捨てていきましょう。
その方法を様々な視点から伝えていきます。
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