家族、チーム、医院、プロジェクトなどの集団のチームビルディングやケアの仕事をすることがあります。
その時に言われるのは、
「あなたは、誰の味方なのですか?」
という質問です。
メンタル・セラピスト上田正敏です。
答えは
「僕は目の前の人の味方です。」
と答えます。
心の声では
「あなたが味方だと思えば味方だし、敵だと思えば敵です。」
と答えています。
僕の在り方は
「誰の味方でもないし、誰の敵でもありません。」
というものです。
ニュートラルなポジションをとります。
セラピストのみならず、カンセラー、コーチ、ファシリテーターは、そんなスタンスではないでしょうか。
ビジネスで考えれば
「お金を払っている人の味方です。」
となるのですが、お金を払っている人に対して、自分のスタンスを伝えることが重要になります。
つまり、
「チームをよりよくするために僕はいますので、誰の味方ではないし、誰の敵もありません。」
と伝えることはとても重要です。
僕が初めて習ったセラピーはセラピーではなく、教育プログラムであり、セラピストではなくファシリテーターという言葉を使っていました。
ファシリテーターとは「make easy」にする人つまり物事を簡単にする存在なんだ習い感動しました。
今でもこのスタンスは変わりません。
カンセリング・マインドとして、カウンセラーはクライアントの鏡だという言葉もあります。
つまり、クライアントがどうみるかで変わる存在であるということ。
人は人をジャッジするのが普通です。
この人は良い人なのか悪い人なのか、自分の味方なのか敵なのか、都合が良い人なのか悪い人なのか、そんな目線で見る癖がついています。
この癖が物事をニュートラルに見れなくなります。
この癖を専門的な言葉を使えば認知の歪みというものになります。
色眼鏡で物事を見ている状態です。
セラピストをはじめカンセラー、コーチ、ファシリテーターというものはこの色眼鏡をどれだけ外せているかが一流と二流を分ける境目になっています。
テクニックだけを学んで、自分に使って思い込みを外したり、自分を癒したり、自分を勇気付けることに使っていない人が多い。
自分に使っていない人が他人に使えるのだろうか。
これは業界の大きなテーマだと僕は思っています。
セラピストは誰の味方なのか?
それを決めるのはあなた次第。
そうなるようにセラピストは日々自分を見つめることが重要なのです。
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