会社組織というのは、根本的には、「誰かの、達成したい意思があり、その誰かと目標が同じではない人たちが作業の一部を担ってお金をもらう」というのがその本質です。
田中泰延さんの記事に、僕の気持ちを言語化してもらい腑に落ちた感じがあります。
メンタルトレーナー上田正敏です。
僕が提供しているサービスのひとつソースワークショップ。
自分の幸せの源泉であるワクワクを中心として仕事や生活を組み立てる方法を伝えるワークショップです。
まずは自分のワクワクを発見して、それを活用する方法を学ぶという2段階になっています。
このソースとの出会いは、会社員時代に遡ります。
この本に出会い、ワークブックを買い、起業して、ワークショップを受け、実際に今ソース的な生き方を実践&研究しています。
起業するのがいいのか、会社勤めをするのがいいのか、これは延々のテーマかと言われるくらい聞かれる質問でもあります。
僕自身は、会社に希望を持つことができずに、自由であることを選び起業しました。
新しい職種で就職先もない時代だったので、自分で仕事を起こす必要があったということもあります。
会社組織って守れている安心感はあるけれど、自由に自分らしく仕事を選べる感覚はありませんでした。
やらされ感は強かったのです。
この言葉に出会って、組織というものは、この本質を持っているのだなと心底思いました。
会社だけでなく、家庭だったり、学校だったり、地域だったり、国だったり、組織というものの質は、誰かの意思や意図に従う必要があるということです。
逃れられないものもあるけれどー例えば地球に住んでいたら誰もが重力の影響を受けなければならないとかねー変えられないものは受け入れて、変えられるものは自分の責任で選択していく。
大人になれば自分で選択していく必要があるのです。
子供時代に、自分の頭で考えて選択できるようになれればいいのだけれど、今の教育にそんな期待をしてはいけません。
教育も誰かの意思があるからです。
それに僕らはもう大人だし。
僕は自分らしく生きているかがわかるために、ゴキゲンでいるかということを指標にします。
まずは自分がゴキゲンでいるか?
そして、周りの人がゴキゲンでいるか?
この2つです。
つまり、自分がゴキゲンで、パートナーがゴキゲンで、社会がゴキゲンであれば自分らしく生きているということ。
僕にとっては、ゴキゲンって神のような大いなる存在が人類に与えたテーマだと思うのです。
ゴキゲンでいることにはとてもクリエイティブな感性が必要です。
自分だけがゴキゲンでいればいいのなら簡単かもしれません。
社会全体がこれができればいいのですが、自分がゴキゲンなら周りにもそのゴキゲンは伝染するからです。
感情というものは、相手に伝染するものなのです。
ゴキゲンでいこう!という選択。
これは僕が常にこうありたいという宣言です。
そして、みんながこうあったらいいなという願いでもあります。
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