腰痛学校読書会に参加

日本で腰痛を持っている人は2400万人いるらしい。

なのに腰痛の原因って実はよくわかっていない場合が多いのです。

知ってました?

 

プロセラピストの上田正敏です。

ナチュラルメディカルカレッジでも腰痛をどのように扱うのかは議論がいろいろとあります。

症状を見るな、人間を見よ。

これが基本であり、構造の問題なのか?心理の問題なのか?栄養の問題なのか?生活習慣の問題なのか?遺伝の問題なのか?はたまた違う問題なのか?メジャーという根本原因をあつかうことが大切だと言われています。

骨が正常でなくても痛みがある人もいれば、ない人もいる。

腰痛って痛みの中でも興味深い存在なのです。

 

僕自身の専門はメンタルですが、腰の痛みを扱わなくても、いつの間にか腰痛が治りましたと言うクライアントさんもいます。

痛みなんて扱わないのにね。

心も大きく関係しています。

考え方が変わり、動き方が変わると、心も体も変わります。

難しい言葉で言うと認知行動療法です。

思考を変え行動を変えるセラピーです。

どんなことも、これなんですけどね。

 

最近、腰痛の面白い本を手に入れました。

自分が買う前に、いろんな人にススメたら評判がすごく良いのです。

治療系の本で初めて泣きましたとか、認知行動療法を臨床で使えそうとかね。

結果をだしている医療関係者に評判が良いのです。

 

僕も手に入れて読んでみると、ものすごく技巧が凝らされている本でした。

誰でもわかる言葉で、1ページにいろんな技術がさりげなく書かれています。

読むだけで腰痛が治るという画期的な本に仕上がっています。

 

どんな人が書いたのかと興味を持って読書会に参加してきました。

実際に腰痛を持っている人、腰痛が改善した人、セラピストの人、ただ本に興味を持った人、、、様々な人がいました。

 

読書会は「まる読み」というスタイル。

「。」(句読点)「?」(クエッションマーク)「!」(ビックリマーク)まで読むというスタイル。

回し読みでしね。

小学校以来の学校の感覚です。

これが新鮮でよかったわ。

そして、ちょっと読んでは、著者の伊藤かよこさんが解説し、言いたい人がある人は発言したりするスタイルです。

なので5ページくらいだったかな。進んだのは。

 

やっていて思ったのは、面白い題材を選んで僕も勉強会をしたいということ。

題材を選んで、対話をして学びを深めることってワクワクするのです。

本、テレビ、教材・・・いろいろとできそうです。

 

今回の腰痛学校で再認識したことは、

痛みや病気って、自分自身が創り出していて、自分が治すことを選べると言うこと。

腰痛学校の言葉を借りれば

「私は幸せになるんだとまず最初に決心すること。」

「私たちはいつでも選べるの。幸福でいるか、不幸でいるか。」

もうちょっと付け加えるなら

「私は(痛みを消して)幸せになるんだとまず最初に決心すること。」

「私たちはいつでも選べるの。(痛みを消して)幸福でいるか、(痛みをそのままで)不幸でいるか。」

ということ。

でも、この痛みに焦点を合わせる必要はないので、痛みという言葉は使わなくていいのです。

言葉が作る幻想の力はすごいですからね。

言葉で人をだますこともできれば、呪い殺すこともできますから。

これはブラックな使い方。

ホワイトに使えば、言葉で人を幸せにできるし、元気にすることもできます。

 

もうひとつの気づきは、人は敵を作って自分の正しさを証明しようということ。

そして、それは自分にブーメランのように帰ってくること。

治療家さんはお医者さんに、あいつら古い知識と技術で治せないんだと言ったりします。

でもね、治療家さんも治せるのかといえば、治せることもあれば治せないこともあるでしょう。

 

人間は機械のように単純ではありません。

原因と結果の法則では動いていません。

複雑系と言われています。

 

医療の対立はずっと続いていますね。

解体新書の時代も、漢方医と蘭学医の争いをしています。

病気を治したい、痛みを治したい、人を幸せにしたいと思いは一緒のはず。

でも、その方法論で争いが起こります。

 

僕自身はセラピストとして活動を始めてから、チーム医療をしたいとずっと考えていて、お医者さん、歯医者さん、国家資格を持っている治療家さん、持っていない治療家さん、セラピスト、コンサルタント、カウンセラー、コーチ、トレーナーの方とお付き合いをしてきました。

ホリスティック医療というのは、患者さんが監督になり、自ら様々な医療を選んで自分をよりよくしていくこと。

統合医療は、ホリスティックな簡単を持ち、患者さんにどんな治療が良いのかベストな選択をしていくこと。

 

今、考える限りのベストは、患者さんは自分の体や心について学ぶこと。

セラピスト(医療提供者)にお任せではなく、できるだけ自分でも調べて、セラピストに質問をして納得して治療を受けること。

セラピストは、患者さんの話をよく聞きニーズをはっきりさせること。自分ができること、できないことを自覚して、最適な方法を選択して提供する。自分の範囲を超えたものは信頼できる人たちと連携をすることです。

セラピスト側も患者さんに専門用語ではなく、わかる言葉で説明ができることも大事なことです。

そんなことを腰痛学校読書会で考えました。

 

後半はフリートークらしいのですが、プラネタリウムを見に行きました。

占星術とかホロスコープを見るのではなく、星を見て感じれば、自分が行く道が見えるんだなと思ったり。

自分の感性を磨いて入れば、自然から学ぶことができるんだと思いながら爆睡。

 

充実した時間でした。

著者の伊藤さん、参加者の皆さん、ありがとうございました。

 

読書会だけでなく、本に書いたような腰痛学校を開いたら大きなムーブメントになるんじゃないかなぁ。

 

読書会の本は

オススメです。

 

読書会はこちらの著者のサイトでチェックです。

幸せの腰痛学校ブログ

伊藤かよこさんのWebサイト

 

 

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