セミナー開催中「痛みとは何か?」という話になりました。
僕はメンタルの側面から痛みをとらえています。
痛みには心理的な意味があると考えています。
プロセラピストの上田正敏です。
週末は、ザ・構造セミナーに参加していただきありがとうございます。
その場で「痛みって何?」という話になりました。
メンタルの側面からいうと「痛みは体からのサイン」という意味があります。
そのサインに気づくことができれば痛みは変わると考えています。
生理学的な観点から言うと
痛みを感じるメカニズムは、痛い部分が連続して刺激を受けると、交感神経が興奮して筋肉が緊張し、そうなると血流が悪くなり筋肉細胞が酸欠になり、血液から痛み物質(ブラジキニン)が放出され、その痛み物質が神経にふれると電流が発生し脳に電気信号として伝わり、脳が痛みを認識します。
ということなのです。
簡単にいうと、痛みとは痛いところが痛いと感じて脳に伝える電気信号です。
脳が痛いと感じていることなのです。
痛みを感じている時に人は様々な振る舞いをします。
それを15のパターンがあるということを発表した医師がいます。
痛みとは不健全な態度をうみだします。
痛みがあると不機嫌になるからです。
痛みはなんとしてでも避けたいのですから。
それに気づくとどうなるのか?
そんなことをセミナーでお伝えしました。
実際にセッションしてもらうと痛みが消えたりするのです。
痛みと心が関係していることを実感してもらいました。
痛みとは体の痛みも心の痛みもどちらもあつかえます。
メンタル的にはどちらも同じです。
ちょっと振る舞いは変わるんだけどね。
僕はこのセッションをしている時に、ずっと先延ばしにしていることを思い出しました。
それは近所の坂道ダッシュを10本やること。
自分へのチャレンジと心肺を鍛えたいと思っていたからです。
そしてセミナー中にやろうと決めました。
セミナーが終わって明日の準備をしていた時です。
今までなんともなかった右膝が痛みます。
僕のパターンとして右側に痛みがでることがよくあります。
痛みをだすことで、止めさせようと古い僕の信じ込みのサインです。
ここでよくやってしまうのは「痛いのだから今度でいいや」ということ。
もちろん体がやめてとサインを出す場合もありますが、新しい自分になることを邪魔するために痛みをだすこともあるのです。
痛み以外の問題は何もない。
そう思ってしまうと痛みに自分のやりたいことなんてどっかにいってしまいます。
痛みにとらわれて、痛み中心の生活になってしまいます。
そうではないのです。
痛みをただある事実として受け入れてやっていく。
そういうことなのです。
で、実際に走りました。
もちろん本当にケガをしてしまっては元もこうもないので、気にはしていました。
実際に走る時にも痛みがありましたから。
ケアも考えながらです。
走った後の爽快感はすごかった。
もちろんダッシュでヘロヘロで終わった後は放心状態でした。
自分を追い込むことなんてそうそうないからね。
先延ばしにしていたことをやる。
やりたいと思ったことはやる以外にはないのです。
痛みは言い訳にはならないのです。
そして、痛みはどうなったかというと・・・
今、筋肉痛があるだけです(笑)
あの右膝の痛みはどこに・・・
思い返すとあの痛みであきらめたことがあったんですよね。
その過去の幻想が痛みを作り出したというわけなのです。
痛みはどこが作っているのか。
もしかしたら脳内だけのことかもしれません。
その原因を取り除けば、痛みはなくなるかもしれないのです。
痛みは体のサインです。
そのサインから自分を見つめると、あきらめていた自分に出会い、再復活できることになるかもしれません。
そんな痛みをあつかうセッションの方法を教え、また自分の問題を解決したセミナーでした。
教える側でも油断ならないな。
■フリースタイル上田夫妻公式ページ
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約半年間、人生を変えるために伴奏するコースです。
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