社会格差が社会問題になっています。
特に経済格差。
人類最大の目標であった飢えないということが解消されたら相対的な貧困という言葉が生まれた。
経済以外にも格差があり、例えば文化格差や精神性格差もあったりする。
プロセラピストの上田正敏です。
ピンと直感的にふってきたのです。
格差は絶対になくならない。
なぜ格差が生まれるのかといえば、人間は多様性を持っているから。
多様性とは差がたくさんあるということです。
- 持って生まれた体。
- 経験してきた体験。
- 学んで来た知識。
- 好奇心という感情。
- 環境から受け継がれる価値観。
みんな違います。
これが格差の源。
特に親から受け継がれた価値観が、経済的な格差を生み出していると感じています。
子供は知らず知らずのうちに親の価値観を受け取っています。
健全であろうが、不健全であろうが、親から忠実に価値観を受け取っています。
親の心地よさが子供にも受け継がれていきます。
遺伝情報だけではなく、習慣情報も伝わっていくのです。
初めは小さな違いかもしれませんが、代々受け継がれていくうちに大きな差になっていきます。
世代の情報は3世代目くらい前までは、よくわかりますが、ずっと前から同じように受け継がれているものです。
セラピーの現場でもこの情報をあつかったりもするのですが、無意識に刻み込まれた価値観があるのです。
それが今の自分の障害になっていたりするのです。
価値観が格差をつくりだします。
これを解消するのはとても難しい。
だからこそ絶対に無理だと感じるのです。
経済格差を解消するには税制改革か戦争が効果があることはわかっているけれど、なかなかに難しいでしょうね。
現代ではお金は神と同じですから。
元々、お金は目に見える物質でしたが、今は目に見えないエネルギーになりました
パソコンの操作一つでお金のやりとりができます。
数字という情報になってしまっています。
それでも価値があると脳は認識するようになりました。
目に見えないものに価値があるということでお金は神と同じなのです。
愛と同じというのは言い過ぎかもしれませんが、そういう人もいるでしょう。
目に見えないものに人は畏敬の念を感じます。
価値観も目には見えないものです。
無意識に自分がコントロールされています。
救いはあるんです。
「絶対にない」というのは「ある」と同じです。
解決策はあるのです。
自分と向き合うこと。
これができたら世界は変わるんだよと夢を見ています。
まずは自分から、そして身近な人たちへ。
小さな輪を広げていこう。
本当は格差なんてなくならなくてもいいのです。
みんなが幸せを感じられればね。
そうすれば格差もなくなるかもしれません。
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