週末はナチュラルメディカルカレッジ。
ホリスティック予防医療の学びの時間でした。
新規参加者と再受講者のバランスが絶妙です。
プロセラピストの上田正敏です。
このカレッジの特徴は学ぶことがとにかく多い。
現代では疑問視される詰め込み型教育の側面も持っています(笑)
膨大な専門的な知識の上に、自分の頭で考える現代的教育の側面もあるのです。
自主的に学ばなければ、落ちこぼれます。
本当に学びたい人にとっては、宝物がいっぱいです。
ホリスティックという言葉どおり、学ぶジャンルは多岐に別れています。
それをどのように統合するかを教えてくれるのですが、先生側と生徒側の経験が違うので、今まで自分が仕事を通じて学び実践してきたことに、新しい情報や技術をどのように使っていくのか、自分の頭で考えていく必要があるのです。
成長を続けている医療関係者と出会えるのも魅力です。
講座後、再受講3年目の福田先生と話して思ったことは、「誰にも負けない自分の個性を見つけて表現する時期に来ている」ということ。
誰にも負けないって競争に聞こえるかもしれませんが、才能や個性って、人と違うことですから。
誰にも負けないって、個性を知り、個性を表現し、個性で周りの人たちに役立つことです。
カレッジはプロになることが前提になっています。
仕事って会社のような誰かが作った仕組みで働くなら何も考えなくてもいいのかもしれません。
でもね、プロと言ったときには自立しながらも周りに貢献できることが必須です。
僕が好きな幸せに仕事している人たちは、当たり前のようにこれができています。
今日の本題。
ホリスティックに体をあつかう人は、知っておかなければならないこと。
それは「禁忌」です。
読み方は「きんき」です。
簡単にいえば「やってはいけないこと」です。
この禁忌って、人によって様々。
例えば、僕自身の話をすると、肩が今壊れています。
痛すぎて夜に起きてしまうことがありました。
寝返りも痛みで気合をいれないと打てなかったりしていました。
この原因を考えると、今流行りの肩甲骨はがしのストレッチを、youtubeなどで探してやっていました。
肩が凝ったなと思って、ちょっと自分の手で肩甲骨周りの筋肉(肩甲挙筋の停止部)をほぐしたら、グキッと痛みが走り、しばらく動けませんでした。
今回のカレッジで50肩の実例として施術を受けました。
うーん・・・50肩か(涙)
下條先生、問診・視診・触診とされて
「これ肩甲骨周りの筋肉全部ダメになってるよ。」
「肩甲骨はがしって、こういうトラブル多いんだよね。」
「運動を始めた人って、体を壊しやすいんだよね。まさにこの症状がこれ。」
「体の左右のバランスが悪いのに同じようにトレーニングすると壊れることがあるんだよね。」
と言われながら、根本治療となる頚椎・胸椎へのアプローチ、対処療法としてのマニュピュレーション、テーピングなどをしてもらう。
痛みを無視して体を動かすのは危険ですね。
体と対話をしながらやることが大事です。
自分の体でまたひとつ理解が深まりました。
僕は自分自身が体験することはすべて、誰かの役に立つと決めています。
この経験も誰かに届くのかな。
施術家として、やってはいけないことを知って、ちゃんとテストや確認をして、やるかやらないかの判断をしないとクライアントさんの体を壊しますよ。
誰かに施術をして不調になったら施術家の責任なんだという自覚がある施術家を育ている授業でした。
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