映画メッセージをみました。
SF映画が大好きです。
なぜなら最新の科学の可能性を追求した芸術だから。
技術だけでは人は幸せになれません。
思い描く理想の未来があり、そこに技術を役立てることで、人は幸せになれるのです。
サイエンスとアートの関係性を僕はそうとらえています。
そこに、自分がいかに生きるかというフィロソフィという哲学という軸があればいいと僕は思っています。
プロセラピストの上田正敏です。
僕が興味がある要素がいっぱい入っている映画でした。
言語のこと。質問のこと。時間のこと。
何を書いてもネタバレになりそうなので、観たらいいよとオススメしておきます。
この映画を見て思ったことは、人は皆、未来を知っているかもしれないということ。
西洋的な考えでは、人生は選択の連続で、その結果に未来が待っているという考え方。
選択そのものが物語です。
時間は過去から未来に流れる考え方です。
東洋的な考えでは、未来は決まっているという考え方。
未来は決まっていて、道筋も決まっている。
時により、道から外れることがあるけれど、また戻って来る。
そこに物語が生まれると考えています。
つまり時間は未来から過去に流れている考え方です。
物理学の世界では、時間は流れているものではない、という説が支持されてきています。
過去も現在も未来も同時に存在しているという考えかた。
脳の認知で過去から現在、未来へと時間が流れているととらえている。
この役目として言語が大きな影響を与えていると考えられています。
英語とかで、現在形、過去形、未来形とか現在進行形とか習ったでしょ。
時間が言語に入っています。
ドイツ語やフランス語にはさらに男性とか女性とか性別まで入ってきたり不思議なものです。
これは思考に大きな影響を与えているでしょうね。
デジャビュとか、初めての場所なのにここに来たことあると思うことがあったり、きっとこうなると確信していて実際にそうなったりすることがあります。
もしかしたら人は自分の未来を知っているかもしれない。
もし、最悪な未来が待ち受けていることを知っていたとしても、その未来に続く道を選択することができるのか。
映画で東洋と西洋の接点を観たような気がしています。
人間であれば、ひとつだけ決まっている未来があります。
それは死ということ。
死ぬことはわかっているのだけれど、それはないことにして、ずっと生きると仮定して、様々なことを感じて考えて選択をして行動をしています。
永遠に生きるかのように生きることが大切です。
永遠のような課題を見せられた映画でした。
そして、恐怖って感情がやっかいだと思った映画でした。
ネタバレをひとつだけ
サンスクリット語での戦争の語源は何だか知っています?
「牛をくれ」ということ。
戦争が起こる原因がわかったような気がします。
質問って、とっても難しい概念だということも。
DVDがでたらまたじっくり見よう。
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