ナチュラルメディカルの予防医療セラピスト養成講座であるカレッジがスタートしました。
ナチュラルメディカルは整体やカイロプラティックの技術を学ぶのでボディワークの学校と思われています。
ところが、カウンセリングやコーチングなどの心理系療法やコンサルティングなどの対話を使う療法も学びます。
認知行動療法などの心理セラピーも学び、食事学であったり、東洋医学である経絡などのエネルギー系の療法も学びます。
思想的なベースには、アンドリューワイルが提唱したナチュラルメディスンである統合医療があります。
もちろんホリスティック医療や代替療法の考え方も学び、西洋医学との連携もとれるように、医療知識も学んでいきます。
ナチュラルメディカルCKOの上田正敏です。
月に2日間7ヶ月間学びます。
再受講も2回目、3回目と熱心な方も多く参加しています。
とにかく学びの量が多いので、大枠がわかるのが1回目であり、技術的にプロとしてデビューができるようになるのは2回目であり、3回目では臨床経験を積んでからリアルな学びになっている方が多いです。
医療関係者の方も多く、使えるようになるまで、再受講を繰り返しています。
結果を出している人が謙虚に学びを続けている姿に勇気をいただいています。
学びのために様々な治療を受けたりしているのですが、基本的な医療関係者の治療は、正しい理想モデルがあって、理想からズレていることを理想に合わせようというもの。
この理想を作っているのは、沢山の研究を重ねたエビデンスを元に作られています。
この理想モデルが唯一無二になっています。
治療院では、姿勢のバランスが左右対称でないから、左右対称にバランスを整えたり、理想の体型にしようと治療を行います。
それはそれでひとつの方法なのですが、本当にこれでいいのでしょうか?
プロフェッショナルって語源が続けることなんですが、何かを続けていると体も心も癖がついていきます。
特殊な体や心になっていきます。
オギャーと生まれた時には、遺伝の影響はありますが、心も体もニュートラルな状態です。
それが様々な経験をしていくことで、それぞれが独自に成長していきます。
例えば、野球をずっとしてたら、野球をするのに特化した心と体になっていきます。
それしかやっていないのだからそれができる心と体になり、それ以外のことは出来なくいきます。
これは誰にでもいえることで、みんな経験によって個性的に成長していっているのです。
人それぞれ、ニュートラルなポジションは違ってくるのです。
体のポジションであったり、心のポジションであったりが変わっていくのです。
それを考慮して、バランス調整をできる施術家、セラピスト、医療者は少ないのが現状です。
それはある意味で仕方がないことです。
人間はみんな同じという考え方で科学が発達してきたから。
みんな違うという考え方は最近の出来事です。
だからこそ、症状で人を診るのではなく、その人を見ることが大切になります。
これは言葉でいうほど簡単ではないんだな。
理解するには人をみる沢山の経験が必要ですね。
見ることもそうですが、カウンセリングでの傾聴もなかなかに難しいのです。
聞くなんて誰でもできることではなく、聞くではなく聴くなんです。
後者の時は、14の心で耳を使うことなんです。
前者の耳を開くだけではないのです。
14個の心については後で追記するかもしれません。
今は忘れました(笑)
みんなどれだけ本気になるのか自分も含めて楽しみです。
■予防医療学校ナチュラルメディカルカレッジ
http://www.naturalmedical.org/
■セラピストのための単発講座
http://www.naturalmedical.org/quantumKinesiology.html