体だけでなく知能や性格も遺伝の影響が大きい。
そんな研究結果があることを最近知る。
親からのDNAの影響と親からの習慣の影響が大きいことは知っていたのだけれど、行動遺伝学という双子を研究している人たちいた。
プロセラピストの上田正敏です。
ベストセラーになった
で
努力は遺伝に勝てないのか、あまりに残酷な「美貌格差」、子育てや教育は子どもの成長に関係ない、という3つのテーマで書かれていて賛否両論が起きています。
そして、二匹目のどじょうで、行動遺伝学者の人がだした
を読んでいます。
著者の安藤さんは行動遺伝学を大学で研究していて、元々は遺伝論者ではなく環境論者であり、先日ブログで書いたスズキメソードの信望者だったそうです。
極論を言うと人間は頭の良し悪しと、性格の良し悪しという二次元の値によって分類できるという結論も導き出せるということです。
頭の良し悪しはIQで、性格の良し悪しはGFPでテストできるのだそうです。
教育についても、先生の良し悪しはほとんど関係ないとか、共通の教育をすることで遺伝の影響がもろにでるとか、興味深いです。
この遺伝の影響を超える方法があるというのは救いです。
それは自発的な行動です。
自発性も遺伝なのか、それとも違うのかという議論はおいておいて。
義務教育は与えられるものであり、内発的な興味は学年を追う毎にどんどんと奪われていく。
宿題なんかもそうで、宿題をやることが目的となり、勉強が嫌いになっていくのです。
これは自発的な行為を奪っている行為とも言えるのです。
だからサドベリーのような教育スタイルも大事なのかもしれません。
大人になってからの教育スタイルも、宿題をださなければ、課題をださなければテストがなければ学ばない人がいるのは、教育のせいじゃないかと思っています。
与えられることをこなせばいいと信じ込んでいるのです。
自発的に学ばなければ真の学びにはなりません。
自分のやりたという思いであったり、意図は遺伝ではないのかもしれません。
当時、僕が学んだセラピーには、テストも課題も何もありませんでした。(今は創始者があの世に行き、違うシステムになったと思います)
本当にやりたい人は「自分で自然に学ぶのだ」ということをメンターのゴードン・ストークスは言ってましたからね。
教える側が親切すぎるのも考えものです。
そして、本物から学ぶことが大切だということが書いてありました。
自分の中にある「好き」や「得意」を活かして、社会で活躍している大人は本物です。そいういう形で先生になっていれば、それは本物であるといえるでしょう。しかし、本物の大人がいるのは、主に実社会です。それが「プロ」です。そういう大人になるためには、どうすればいいのか、どんな知識が必要になってくるのか。それを知ることが必要なのではないか。
教師は教えるプロかもしれませんが、その道のプロではありません。
大学の先生はその道の研究のプロです。
自分が尊敬できる師を見つけ出し、直接教えてもらう、間接的に教えてもらうことが大事ですね。
真の教育は側にいて盗むことじゃないかな。
教えていることはもちろん、教えていない言語化されていないことにを見て聴いて感じることかな。
ナチュラルメディカルでこの考えを活かせないか考え中です。
4月からセラピストを育ているコース(募集中)が始まりますから。
本物が本物の視点から教えること。自発的な学び。
そういえば、顔学も性格的な遺伝を読み解く方法だわ。
学びはつながっていきますね。
■予防医療学校ナチュラルメディカル
・1/28,29 ストレスマネージメント講座(1)
・2/25,26 ストレスマネージメント講座(2)
・2/11,12 自分がわかる他人がわかる顔学講座
・2/18,19 量子キネシオロジー講座(1)
・3/18,19 量子キネシオロジー講座(2)
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