ナチュラルメディカルカレッジ応用セミナーであるザ・臨床。
カレッジ学長の普段の施術を見る機会が2日目に訪れた。
実際に何をしているのか直に臨床を見ることのは貴重です。
プロセラピストの上田正敏です。
最近、歯科医さんに「もう16年も予防医療をされているんですね。」と言われて自分が予防医療を提供していたことに気づきました。
当時は、そんな言葉もなかったですし、言葉の気づきって大きいです。
先月の美容セミナーでも言われていたことなんですが、左右の手を同じように感じられるように、使えるように指導されました。
手はセンサーであり治療器具でもあります。
早めに教室に行ったら、これまた早めにきていた生徒さんを捕まえて、キャッチボールを左右の手で投げることの実験をしました。
ボールを右で投げられるのに左で投げられないっておかしいと思いませんか?
動きをひとつひとつ分解しながら左右の感覚をひとつにするにはどうするのか、どのような癖がありどのように修正するのか仮説検証しました。
脳に回路ができていないだけなんで、脳に新しく回路を作ればいいということがわかりました。
脳の回路を作ったり、癖を修正するにはフィジカル・メンタルアプローチでできますね。
この辺りはストレスマネージメント講座(1)でお伝えします。
講座の最初にタッチフォーヘルスのデモをしました。
僕は日本で最初のインストラクター養成講座に参加し、日本におけるキネシオロジーの立ち上げに関わっていました。
臨床もしてたし、教えてもいました。
久々に基本のフルセッションをすると、デモ体験者さんはきつねにつままれたような顔をしています。
「なんでそんなことわかるんですか?」
「お医者さんに同じこと言われました。」
というような言葉をいただきました。
的確に伝えていくとクライアントさんは真剣になっていくのが興味深いですね。
最初は半信半疑ですから。結果を見せないと信じてはもらえませんからね。
希望者がいればナチュラルメディカル流タッチフォヘーヘルスを伝えようかな。
ようやく本題。
ザ・臨床。
下條先生が普段行っているクライアントさんの受付カード、姿勢測定シートの結果からどのようなアプローチをすればいいのか徹底的に読み込みました。
受付カードにたくさんのヒントが満載です。
どのように読み解くのか、同じカードを見ているのに、見えている世界が違うのが興味ふかいです。
メンターは、みんなの100倍くらい情報をとっています。
自律神経の状態を読み解くのは僕の課題ですね。
これができるようになれば、もっと違う世界が見えると思うとワクワクします。
ただ施術をしている人と情報を読み解きながら施術をしている差がプロと一流をわけるのだと改めて思いました。
そして、一般の人や巨人軍の選手がデモに来てくれました。
より実践的な臨床を見せていただきました。
無駄な言葉、無駄な動きがいっさいありません。
行動はすべて理由があって行っています。
一見、施術でないような動きも、実は施術していたりするから、わからないのです。
さらには施術の精度も高く、ひとつひとつの技術も必要最低限になるように適切に構成されています。
でもね、わからない人にはわからないんですよね。
適当にやっている人と意味があってやっている人の差がプロと一流を分けますね。
最後に経絡を使ったマニュピレーションの練習をしました。
経絡は今まで使っていましたが、いくつかの経穴以外は意識してまでは使ってきませんでした。
今回、練習ですべてのツボを押してみました。
ペアになった方はNLPなど様々なセラピーを20年近くやってきている方。
経絡って東洋医学的なエネルギー療法なんですが、やっぱり、このエネルギーを感じている人と感じていない人の施術は全く違うものです。
ただ押している人の結果とエネルギーを感じている人の結果が違うのです。
エネルギーを扱える人の施術は、だるくなります。
体のエネルギーが動くとダルくなりその後スッキリします。
自分がどれだけ感じることができる体になっているかも一流になるための鍵ですね。
男女でいえば、男性のほうが感じることは苦手ですから。
量子キネシオロジー(1)で伝えている、肉体、エネルギー、量子(意図)のモデルがあります。
このモデルを使って考えると、肉体レベルを丁寧に正確に扱えるようになると、エネルギーレベルがあつかえ、エネルギーレベルを丁寧に正確に扱えるようになると量子があつかえるようになるんですね。
施術の次元を上げることも大切なんですね。
言葉でわかってるつもりなのか、体で体現できるのかが大きな分かれ道ですね。
さてさて、精進します。
ザ・臨床は来年1月14日、15日に大阪であります。
興味がある方はそちらへ。
■予防医療学校ナチュラルメディカルhttp://www.naturalmedical.tokyo/
“見えないものを見ろ@ザ・臨床(その2)” への1件の返信