セラピストをしているのは、どんな幼少体験が関係しているのですか?
と質問を受けて思い出す。
僕の場合は母親の影響が大きいですね。
プロセラピストの上田正敏です。
母親は僕を産んだことで病弱になりました。
幼稚園の時に腎臓病で余命3ヶ月を宣告され、小学校入学と共に1年間の入院生活。
退院してからも週3回の透析で遠い病院まで通っていました。
中学校入学まで生きられたらいいなということを言われて、日常生活ができるように育てられました。
小6の時に腎臓移植をして、その後12年間生き、就職も決まり大学院を卒業する3ヶ月前になくなりました。
病気があると色々と大変でして、母が楽になれて良かったと思うのとさみしさを感じている自分がいました。
病気になるとやりたいこともできなくなるし、場合によってはあきらめなくてはならないこともあるし、日常も体調に左右されることが多くなります。
だから、病気にならないように予防医学を学んでいるし、未病のうちに対処する方法も学んでいるし、病気になったとしても夢を持つことができることを伝えたいし、身内が病気な人がいたとしても自分らしくいることはできるし、好きなことをあきらめずにやることを応援しています。
病気に関することをつきつめていくと、死が関係し、命と問題がにぶつかります。
命とはなんでしょうか?
命とは時間です。
その時間は万人に共通ではありません。
命を大事にするということは、自分の時間も大切にすることですし、相手の時間も大切にするということです。
何に時間を使うのか?
誰かの時間ドロボウにならないことです。
もちろん自分に対しても。
僕は多くの時間を笑顔でいることが大切だと思っています。
何をするのかは人それぞれでしょう。
誰とするかは人それぞれでしょう。
いつするのかは、今でしょう。
どこでするかは、ココでしょう。
セラピーのメンターであるダニエル・ホワイトサイドから言われた言葉を思い出します。
「今日、明日を生きよう!」
僕のコアにこの言葉と体験があります。
思い込みを外し体と心をつなぐ個人セッション、
自分らしく生きるためのワークショップをしています。
http://www.yoriyoku.com
ありがとうございます。
人は一人ひとり、ストーリーがある事を、改めて、実感しました。
前にもお話をした、原因不明の症状で、緊急入院、そして、勝手な診断?予測?で、ギランバレーの疑いがあると言われ、免疫治療をされた経験は、自分の中で、働き方を含む、生き方に大きな影響がありました。
人は、様々なことを経験する中で、選択をするように思います。
人に物語ありですね。
今いるその人にすべての物語が含まれているから実際にお会いして話すことが大好きです。
過去の経験から不健全な選択をしてしまう場合、健全な選択を躊躇してしまったりあきらめたりする人をサポートしたいんですよね。
そのためにも自分が背中を見せないと。
ますます笑顔でありますように!