地域の物語ワークショップ7日目。
前回の宿題を考えながらも作れずに早めに家をでて三茶へ。
ドトールでモーニングを買い込み、ワークショップ会場に。
雪がチラついているせいか会場の温かさが心地よい。
集まってくる仲間もゆるゆるとしたいい感じ。
体を動かしながら宿題をこっそりとする。
でも、振り付けが納得いくものが全く出来ない(笑)
ウォーミングアップがスタート。
前回の時もやった床にゴロゴロとするエクササイズ。
ポランにより「大地」と後に命名される。
頭で考えるよりも体を動かしていきながら自分を探っていく。
振り付けのアイデアが浮かんでくる。
「あぁ、この動きが好きだな。もうちょっと探ってみよう。」
ふわっとしたアイデアを掴むのは興味深いものがある。
捕まえられたり、逃げられたり、ほっておいたりといろいろと神様の悪戯なのかと思ったりも。
前回の宿題で「ふたりを観察して表現する」というものをやった時に、
「ふたりって案外少ないんだな。人は基本的にひとり。」
というちょっと悲しい結論に達していた。
なので、今回は「人はひとりだからこそ、つながるんだ。」という表現をしたいなと思っていた。
体がアイデアをつかみ、頭で振り付けをまとめる。自然とリズムにのった動きができてくる。
「受け止める」「つながりにいく」「魅かれる」の3つができた。
宿題を発表当日のワークショップ中に作るという暴挙達成(笑)
前回の五線譜と名づけられる作品をみんなでビデオ鑑賞。
来れなかった人へのつなぎのためにも良い時間。
感想をシェアしあう。
僕は素材を集めている段階だと思っているんだけど、すでに舞台への演出を考えている人が多いんだなと思う。
偶然の面白さと必然の面白さがあると作品に深みがでてくるんだろうな。
撮影をしながら宿題の作品発表。
「ん!?小芝居??物語みたいに長いの多い!」
いやぁ・・・磨き抜かれたシンプルな文章で宿題がメールで来たのだけど、みんなの受け止め方、解釈、表現まで様々なんだよね。
個性なんだよな。
パブリックシアターの演劇ワークショップは、どんな個性も受け入れるのです。
それがいつもすごいと思うんです。
表現の世界はなんでもありで、独創性の世界なんです。
それを受け入れる器が大きい。
進行役も学芸の人たちもおおらかで受容力があるんですよね。
ところどころに面白い動きがでてくる。
「うんうん、普段からそういう動きしているよね。」
「ふむふむ、そんな今テーマを持っているのね。」
「#$%&?なんじゃこりゃ!」
まで、見ていて飽きません。
“らしさ”がそこにはあります。
表現って何をしていても全部が自分をさらけ出している。
隠そうとしていることも表現されちゃうし、どんな人なのか一目瞭然なのだ。
だから表現をしちゃうのを大人になる度にしなくなっちゃうのかもね。
観る人が観ればバレバレなんだろうけどね(笑)
次回は、3コース合同プログラム。他の2コースの方との交流や自分たちのことを発表する時間があるらしい。
Cコースの発表をどうするのかを手伝うことにする。
ポランとサラナと僕。
修了後、話し合う。作品の中間発表みたいなものができそうだ。
楽しみです。
その後、スタッフの方々とランチに。
ダンスについて、地域の物語について、街コンについて、演劇について・・・
ステキな時間が流れている1日でした。
本番は・・・
日時:3月24日(日)15時開演
場所:シアタートラム(東京都世田谷区;三軒茶屋駅)
料金:無料
去年は超満員御礼(フロアまで人があふれていた)。要予約です。
お申し込みは劇場ウェブサイトで
http://setagaya-pt.jp/theater_info/2013/03/post_325.html
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