利用されたくない。
乱用されたくない。
混乱したくない。
そんなことを人は思うものです。
プロセラピストの上田正敏です。
週末にストレスマネージメント講座での気づきです。
参加者が奇数だと僕もワークに参加するのですが、伝えたことを参加者が吸収して使えるようになることはいいですね。
恩恵がすぐに周りの人に行くから。
講師の先生だから何でも知っているし、何でもできるのでしょみたいなことを言われたりしますが、そんなこと全くありません。
本当にわかったと思ったら、教えることを辞めます。
いつでも発見があるからこそ教えているのです。
だからといって学ばないということではないんですよ。
探求はいつでもしています。
好きなことにはトコトン追求したいですから。
どうも人一倍努力をしてしまう星の元に生まれたようでリラックスが課題だったりもするのですが。
本人はただ面白いから夢中になっているだけなんですけどね。
そう、心理学も僕が好きなテーマです。
参加者の方に言われて印象に残っているのは、「ストレスマネージメンント講座というと、ストレスを消したり感じたりしなくなるための講座かと思ったら、そうではないのですね。」と言われることです。
ストレスをネガティブなものとしてとらえるのではなく、積極的に活用していくのです。
ネガティブがあればポジティブもあるし、ネガティブな感情は自分の中の宝物を見つけるのに必要不可欠な感情です。
その感情が思考を作り行動を生んでいるのです。
今回のブログのタイトル「損をしてもいいんだ。」は、行動です。
その裏にある感情が、利用されたくない、乱用されたくない、混乱されたくないという感情です。
この感情が、損をしたくないという思考を生み出し、何も与えないという行動を引き起こします。
えぇ、そんな自分がいたことに気づいたのです。
「損をしてもいいんだ」と思った時にですね、あの人もこの人も許せたのです。
ふざけるなと思っていた人がいたのですが、気にならなくなりました。
ストレスって、感情から生じます。
感情が思考を作り出し、自分の思い込みと現実のギャップがストレスと言っても過言ではありません。
認知のゆがみって、現実の認知の仕方がゆがんでいるということですからね。
認知行動療法と医学会が認める前からセラピーの世界では使われている技術です。
感情の問題は身体からアプローチできます。
感情や思考って目に見えないもの。
それを目に見える身体から働きかけ変えることで、現実が変わっていきます。
その変わり方は、気づいたら変わっていたというくらいに穏やかなものです。
「変わった!」という雷に打たれたような衝撃があって変わった気になることはありますが、その場合は変わらないことも多かったりするのが僕の実感です。
本当の変化は穏やかなのです。
自分が気付かないのは変化を受け入れているから。
リバウンドがないのです。
今回は身体からアプローチ。
心のことを心からアプローチすることもあります。
これは1つ深いレベル。
まずは身体からのアプローチで五感などのインプット、話すなどのアウトプットの部分をクリアにすることからはじめます。
参加者が使ってみた報告が楽しみです。
手法は簡単です。誰でもできます。
だからこそ実践で身につけることが大切です。
12の技法を実践的に伝えました。
ストレス・マネージメント講座(1)にご参加いただきありがとうございました。
写真がないのでランチの写真をば。
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