このタイトルの言葉はナチュラルメディカルカレッジ学長の下條先生がよく言います。
耳にタコができるくらいに聞いていますが、なかなか伝わらない言葉でもあるのです。
人は症状に誤魔化されて本質を見ることをしません。
クライアントさんだけでなく、セラピストもこの罠にはまる人は多いです。
プロセラピストの上田正敏です。
症状を見る人の使う質問は
「腰痛はどうやったら治りますか?」
というもの。症状しか見ていません。
症状をどうやったら治せるのかという質問をするのです。
ナチュラルメディカルのセラピストの定義は「共に歩める人」です。
この意味は禅問答のように深いのです。
質問というのは怖いもので、その人の本質がすべて現れます。
症状って体の表現です。つまりアートです。
その表現する理由があるのです。
その根本的な原因にアプローチをするのがセラピストです。
僕はさらにそこから「どう生きるのか?」という深い探求の世界をサポートするのが得意なのですが、これは必要な人とそうではない人に分かれるようです。
そしてセラピストもこの症状にはこの治療法というような考え方を人が多いのですが、数学の公式のような単純ではありません。
複雑系という言葉ありますが、何が原因で、何が結果になるのかは無限な組み合わせになってしまうのです。
症状だけをみていることで、思い込みでしか見ていないということになりかねません。
風邪ってお医者さんに治してもらうものだと思ってませんか?
お医者さんにできることは、症状を楽にすることだけです。
では、誰が治すのか?
風邪をひいた本人の自然治癒力が治すのです。
これは統合医療の考え方。ナチュラルメディスンです。
症状だけをみていると思い込みでその人を見ているのと同じです。
実際の人を見ていないのです。自分の頭の中の幻想を見ているのです。
木を見て森を見ずなセラピストになってもらいたくないので、週末のナチュラルメディカルカレッジの中山先生に普段の施術現場と同じように本気なセッションを見せていただきました。
デモではなく本気の施術を見せてくれる先生って、なかなかいません。有難いことです。
ようやく前回のブログの続きが始まります。
まずはコンピュータシステムを使った姿勢測定器で体の状態を分析します。
科学的に分析、記録をしていくことはナチュラルメディカル基準です
パソコンで計測中。しかし、計測している本人の撮影忘れ。
このように正面、後姿、右側面、左側面と4枚の写真を撮影します。
そして体のポイントを入力するとコンピュータが分析をしてくれます。
骨の状態もグラフックで表示することもできます。
この骨が右にねじれていて、この骨も右にねじれているから、痛みはないかもしれないけれど、これが原因で体調を崩す可能性があるとか、解説をしてくれました。
これが本当に良かった。
秋にでも姿勢測定器を使った分析法と施術法のセミナーをお願いしておきました。
このように足圧も測定できます。
指が地面についていない。ということは・・・
という解説がまた興味深かったです。
問診がとっても丁寧です。
この時からギャラリーを忘れて、クライアントさんと本気で向き合っているのがわかりました。
脳外科的な検査もします。問題があれば病院で検査を受けることをオススメします。
中山先生はずっとクライアントさんと話をしながらセッションをしています。
クライアントさんはたくさん聞いてもらえて良かったと不思議な感想も。
ただ話を聞いているのがカウンセリングではないのです。
クライアントさんが本当に言いたいことを聞くのがカウンセリングです。
様々な技術は的確で美しいですね。
今まで習ったことも総復習を見ています。
ひとつひとつの技術が線となってつながっていきます。
そして10年やればここまで行けるのだという一里塚でもあります。
中山先生曰く「多分みなさんは3年でこのくらいまでいけるでしょう。」と。
本当に丁寧に人と接する先生だな。
この後に奇跡は起きるのですが、それは内緒です。
撮影も野暮なのでしませんでした。
感動的で美しかったセッションだったことを報告しておきます。
技術というのは極めるとここまでできるのだと。
すごいこと学んでいるんだと実感しました。
下條学長とはまた違った中山先生の良さがありますね。
しっかりとした基本の技術の上に個性がのっかるものなんですね。
中山先生は今はとっても教えたい時期。
彼は、師匠について分からないところを徹底的にわかるよういした人です。
カレッジ生にとっては先輩にあたる人。
縦からの学びだけでなく、斜めからの学びを受けることで、技術がより立体的に浮かび上がってきます。
僕は人はどうやったら学びが深くなるのかをセラピーを教えながら考えてきた人です。しかも楽しくはキーワード。
中山先生にフィードバックをするとすぐに理解をし、学びに変えていく姿を尊敬しています。
自分で気づいていく意欲にあふれているのも爽やかで気持ちが良いです。
共に講座を作っている感じがいいですね。
再来週は下條先生による愛ある試験。
試験の学びが一番良かった、感動して泣いた、とか話を聞いていた時には謎だったのですが、実際に自分が受けてみるとその理由がわかりました。
試験ってなんであるのか?
人をジャッジするためのものとしての試験ではないから。
ナチュラルメディカルの基本セッションを中山先生と作りたいと思います。
開業に必要な機器と技術はこれだ!
まずは施術をシステム化せよ!
会話の重要性に気づけ!
人に喜ばれる施術家になるために必要な3つのこと。
クライアントさんと共に歩む人となるために心がけるたった1つのこと。
利益をあげて継続できるプロになるために抑えておきたい8つの教え。
これは講座レベルかもですね。
これからの時代に必要となるセラピストになりたい人は、まずナチュラルメディカルカレッジへ。
大阪8月期生、東京9月期生、カレッジ受講生募集中です。
http://www.naturalmedical.org
ナチュラルメディカルカレッジは、予防医療のために統合医療なアプローチを学ぶスクールです。
医師、セラピスト、会社員、主婦、学生まで対等に学ぶ場です。
あなたも仲間になりませんか?
僕が究極の予防医療だと感じているのがソースワークショップです。
■自分を好きになるソース・ ワークショップ
発見編:8月11日(祝木)12日(金)
活用編:8月13日(土)14日(日)
http://www.yoriyoku.com/source
■個人セッション
キネシオロジーを使って心と体を統合することで過去が変わり今が変わり未来が変わります
http://homepage2.nifty.com/f-style/session.htm
■ライフチェンジ・プログラム
半年間で人生を根本から変えたい方へのプログラム!
http://homepage2.nifty.com/f-style/lifechangeprogram.htm