週末はナチュラルメディカルカレッジでした。
手技もさることながら理論も深まってきます。
体を通じて様々なものがつながっていくのが興味深いです。
中山先生の10年間地域に愛されている施術院での臨床体験の話は興味深いものがあります。
経験から語るということは大事なことですね。
プロセラピストの上田正敏です。
今回のカレッジの講義で心理学を担当しました。
60分で伝えようとしたら90分もかかり、しかもほんの少しのさわりの部分だけしか話せないという。
体と心のつながりの奥深さを垣間見れて、話した内容が10年後にわかればいいなと思うようなことを含めて講義をしました。
古くから伝わる伝統的な考え方や最先端の科学まで、伝えたいことの幅は広い。
過去から未来へ、潜在意識から意識や脳や体から家族や地域から宇宙まで、この世界観を伝えることは楽しいのです。
伝えれば伝えるほど自分自身の豊かさが増していく感じがしています。
僕は学ぶことが好き。
本も読むし、セミナーを受けるし、専門家との対話も大好きです。
深めようと思えば再受講、再々受講は当たり前。
ふとその意味を考えてみました。
再受講を受講する場合、ついつい新しい情報に目がいきがちです。
情報をアップデートしようと思ってしまう。
今まで学んできたことが、わかっていると信じていると、自分の視野が狭くなってしまっています。
人間の脳はサボります。
わかっていることからは何も学ばないのです。
目に映っているものを見ていない、耳に入っているものを聞いていないのです。
つまり、認識をしていないのです。
例えば、髪の毛を切った奥さんが、旦那さんに気付いてもらえないことも、これと同じ原理です。
新しい情報も大切ですが、ずっと同じことを繰り返し繰り返し話したり、やったりしていることこそ本質的なことです。
この基本ができていないと、応用を学んでも、知識や技術をバージョンアップしても無駄になってしまう。
もったいないのです。
セラピストとしては再々受講くらいになれば、症状と向き合いのではなく、一人の人間と人間としてクライアントさんと向き合うことが必要になります。
そこで初めて癒しが起きるのです。
セラピストが癒しを起こすのではありません。
人を癒したり治せたりすると思っているのはエゴでしかありません。
メンターが教えてくれたことがあります。
「生徒がどんな質問をするか、よく聞きなさい。
どれだけ理解しているのかがわかる。
伝わっていること、伝わっていないこと。
すべてが質問に表れている。」
と。
この話を聞いてから、メンターに下手な質問ができなくなりました。
メンターに質問をする前に、自分の頭でよく考えて、同期の仲間に質問を吟味して、それから質問をするようになりました。
新規の受講の時は、気軽に思ったままの質問をして、わからないことをハッキリとさせますが、再々受講の時には、よく自分で考えます。
メンターに何を教わっているかといえば、答えそのものではなく、答えを導くための思考法なのかもしれません。
答えを教えない教育って学校教育でいうと大学院レベルかも。
だって誰も答えを知らない最先端の研究をしているから。
学ぶことは究極の自己発見なんだと確信しています。
何処でも誰からでも学べる。
我以外皆師。
ナチュラルメディカルカレッジの学ぶの深さに感謝。
大阪8月生、東京9月生募集中
http://www.naturalmedical.org/
■顔学講座<ビジネス編>
6月18日、19日
http://www.uedamasatoshi.com/?p=3850
■好きを仕事にソース・ ワークショップ
発見編:6月25日(土)26日(日)
活用編:8月13日(土)14日(日)
http://www.yoriyoku.com/source
■未来を創りだす量子脳キネシオロジー講座
7月2日(土)3日(日)
http://www.uedamasatoshi.com/?p=3854
■NM認知行動療法(熊本地震チャリティ付き)
7月9日(土)23日(土)
http://www.uedamasatoshi.com/?p=3861
■個人セッション
心と体を統合することで過去が変わり今が変わり未来が変わります
http://homepage2.nifty.com/f-style/session.htm
■ライフチェンジ・プログラム
よりよい人生を歩みたい方へ!
http://homepage2.nifty.com/f-style/lifechangeprogram.htm