ベストセラーになった嫌われる勇気の続編である幸せになる勇気を読了しました。
うむ。良い本だ。
哲学的な対話形式で話が進んでいくのとてもわかりやすいことは変わりません。
青年の話し方が昭和の文学青年みたいでちょっと面白いです。
そんなツッコミないだろうと、もっとツッコメと思いながら読みました。
プロセラピストの上田正敏です。
これはアドラー心理学の本です。
アドラー心理学は流派がありそれぞれの考え方が違うようですが、アドラーが言っていたことは興味深いです。
ユングやフロイトと肩を並べる人なのにマイナー感がある人のイメージがあります。
うちの場合、奥様がアドラーを20年以上も前から学び実践していたので、彼の言うことはスムーズに入って来やすいものでした。
僕自身も20年近く、心理学、自己啓発、精神世界、心身医学、自然療法、家族療法なんかを学んできたので、アドラーの思想は当たり前のように感じています。
その中で探求者と呼ばれる人たちを多く見てきました。
自己探求の世界は素晴らしい。
ここを出発点にしなければ何も始まらないと思っています。
ただ、自己探求の次のステージに上がる必要があるのもまた事実です。
それは世の中にでることです。
これこそが「幸せになる勇気」だと僕は強く思っています。
そのためには、本書に書かれている共同体感覚が大切なんです。
つまり「周りの人たちは全員自分の味方である」という考え方です。
相手がどうであれ、自分が相手を信頼するかが鍵になります。
それには、人から愛されることを目指すのではなく、自分が周りを愛していくことが重要なんです。
この本に書かれていることはシンプルです。
誰にでも実践できます。
でもね、実践し続けることは難しいかもしれません。
もしかしたら理想論かもしれないけれど、実践し続ける価値はあります。
ちょっとでも気になったら読むといい本ですね。
オススメです。
■ソース・ ワークショップ
ワクワクという切り口から自分を知るための現代版自己探求プログラムです。
http://www.yoriyoku.com/source
■個人セッション
心と体を統合することで過去が変わり今が変わり未来が変わります
http://homepage2.nifty.com/f-style/session.htm
■ライフチェンジ・プログラム(個人向け)
よりよい人生を歩みたい方へ!
http://homepage2.nifty.com/f-style/lifechangeprogram.htm