相手のことを知りたければ、話を聞いているだけで良い。
言葉が人を作っています。
どんな話題なのか、どんな言葉使いなのか、どんな口調なのか・・・
プロセラピストの上田正敏です。
僕は話を聞く専門家でもあります。
話す言葉ってたくさんの情報を含んでいます。
相手の今までの経験が丸ごと詰まっているのです。
方言は出身地などを教えてくれますし、話題はその人が持つ趣味嗜好だったり、声色で精神や健康状態もわかります。
世の中をどのように見ているのかも聞こえてきます。
本人が考えている以上に言葉にはたくさんの情報がのっています。
無意識に人は話をしているので、話して初めて自分が考えていることがわかるくらいです。
つまり普段、無意識に思考していることが言葉となって現れているのです。
発する言葉は、その人自身の思考を表現しています。
人は言葉を持つことで自分を認識しています。
人と話す以外にも、脳内で言葉に発していない会話をしているし、独り言もつぶやいたりしています。
ネットなどの書き込みも独り言に近いものがあります。
相手がいるのかいないのか微妙なところです。
だから失言したり誤解が起こって炎上したりもするのです。
言葉遣いが乱暴な人。
もしかしたら周りの人たちへの配慮がないかもしれません。
他人の悪口を言っている人。
もしかしたら自分の悪口も言っているかもしれません。
愚痴や不平不満を言っている人。
もしかしたら本当に伝えたい人に伝えたいことを伝えていないのかもしれません。
気持ち良い言葉を使っている人。
もしかしたら、ステキな人生を送っているのかもしれません。
たかが言葉と言葉を侮っている人もいますが、言葉はとても大切です。
日本人は昔から言霊といって、言葉には霊が宿るという神聖さを感じていました。
言葉に精神性が現れるのです。
呪術も言葉を使ったりしますし、祝詞をあげたりと言葉を大切にしてきた民族です。
だから敬語もできたのでしょうね。
相手を尊重するのが敬語ですから。
言葉は思考が現れています。
何を考えているかがすべて現れています。
言葉から運命を変えることも可能です。
ある心理学者はこんな言葉を残しています。
言葉が変われば心が変わる
心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わるウイリアム・ジェームス
言葉を聞いていて、気持ちが良い人と悪い人がいます。
その差はなんでしょうか?
ぜひぜひ言葉に耳を傾けてください。
そして思いを巡らせてみてください。
どんな人生を歩んで来たのだろうか?
これが僕が使っているカウンセリングの極意のひとつです。
まずは聞くことから始めよう。
■ソース・ ワークショップ
発見編:3月19日(土)20日(日)
ワクワクすることをしよう!していることにワクワクしよう!
http://www.yoriyoku.com/source
■ライフチェンジ・プログラム(個人向け)
よりよい人生を歩みたい方へ!
http://homepage2.nifty.com/f-style/lifechangeprogram.htm
■個人セッション
心と体を統合して今が変わり未来が変わります
http://homepage2.nifty.com/f-style/session.htm