芸術を見て人はなぜ感動するのでしょう?
一流の技を見て、すごいと思うのはなぜでしょう?
人間が持つ感性が様々なことに影響しています。
プロセラピストの上田正敏です。
知っている人は知っていますが僕は岡本太朗の大ファンです。
太陽の塔とは同い年なので親近感を感じています。
はじめは、ナンダコレハという感覚だったに、いつの間にやら可愛い弟のように感じているんですね。
ほぼ日がやっているTOBICHI②に岡本太郎が渋谷のコンコースに展示してある明日の神話の木炭デッサンを見てきました。
なんだかわからないくらいにすごい絵でした。
そこには本物が持っている力がありました。
肉筆って、いろんなものを感じます。
写真では全くわかりません。リアリティがない。
このデッサンを見ながら、岡本太郎がどのようにデッサンしていたのか、体の動きから呼吸から感情や思考まで、べらぼーなものが自分の中に入ってくる感じ。
絵を見ているだけなのに、それは体験まで高められるようなそんな感覚。
芸術とは作者の感動体験を追体験するようなことなのかもしれません。
施術の技術を学ぶ時に大事にしているのは、五感を開いて第六感で感じようとすること、教える時には追体験できるような仕掛けを用意しておくことを大事にしています。
美しいと感じる感性が学びの質を高めます。
究極の教育は教わることではなく、盗むことにしかないと思っています。
盗むためには、自分でよく見て感じて考えて真似してみて、また考えてというプロセスを繰り返します。
その時に大切なのは美を感じる力なんです。
美を感じる力は芸術を見ることで磨かれます。
自然が作り出す美しさもさることながら、人間がそこから美を見出した芸術がヒントになるのです。
しかも立体っていいですよね。
立体は動きを感じやすい。
絵からは想像力で補なうのが大事なんだけど立体はそのままですね。
さらにダンスなどの人間が動けばさらに感じやすくなります。
実際の人間の動き、彫刻、絵の順番に次元が落ちていきますが、そこから高次元を想像するのがセンスというものなんでしょうね。
スタンプラリーも楽しいです。
そう岡本太郎記念館も見てきましたよ。
平日なのに人が結構いました。びっくりです。
生命の樹が気になりますね。
セラピストをしている時の思考法として、進化論だったり生物の発生学を使うことも多いのです。
アメーバーから人間までの進化の過程に、セッションのヒントがたくさん埋め込まれています。
大地の力というか下から突き上げるような生命力はここから来ています。
青山を楽しみながら岡本太郎体験。
オススメです。
そうそう、本を読むならこれが一番オススメです。
僕は何十回と読み込んでいます。
自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間"を捨てられるか (青春文庫) (青春文庫 お- 1)
- 岡本 太郎
- 青春出版社
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- 発売日1993/08/01
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■ソース・ ワークショップ
発見編:2月13日(土)14日(日)
ワクワクすることをしよう!していることにワクワクしよう!
http://www.yoriyoku.com/source
■ライフチェンジ・プログラム(個人向け)
よりよい人生を歩みたい方へ!
http://homepage2.nifty.com/f-style/lifechangeprogram.htm
■個人セッション
心と体を統合して今が変わり未来が変わります
http://homepage2.nifty.com/f-style/session.htm