心を探求する時の前提条件について書いている第4弾です。
最近は、よく聞く言葉になりました。
自分の中に答えがある。
本当?
プロセラピストの上田正敏です。
自分の中に答えがあるというのは真実であり嘘でもあるのです。
答えがあるものとないものがあるのです。
自分の中の答えは何かを探求していくうちに迷子になることがあります。
そんな時は答えがない場合もあるのです。
1人で探求しても答えが見つからないことがあるのです。
なぜなら人間は社会性を持つ動物だから。
人と人の関係性の中で自分を知ることもあるのです。
誰と対話するかが鍵となります。
その中で答えを見つけるのです。
例えば、セラピストとクライアントの関係がそれです。
セラピストの語源でもある共に歩む。
共に時間を共有することで答えが見つかるのです。
1人のために2人で探求をすることで答えが見つかります。
自分で自分のことを客観視することは難しい。
同じようにパートナーや家族のことも客観視することも難しいのです。
それは感情がからむから。
感情が物事をニュートラルに見ることを妨げます。
だからセラピストのような専門家がいるのです。
僕が考えるセラピストの条件は、自分をどれだけ見つめているかです。
社会通念や信じ込みをどれだけ外しているかがセラピストの質を決めます。
テクニックなどの技術を持っているのは当たり前。
そのテクニックを使ってどれだけ自分を見ているかが重要になります。
自分を見つめられない人に他人をサポートすることはできません。
話を戻しましょう。
自分の中に答えがある。
自分の中に答えを見つけることもあります。
他人の中に答えを見つけることもあります。
誰かと共に答えを見つけることもあります。
その答えを採用するかどうか選択すること。
それだけは本人にしかできません。
選択
これだけが自分にできる唯一のことかもしれません。
決断という言葉を使う人もいるでしょう。
選んだり決めたりすることは自分だけが唯一できることです。
他人から選ばされたこと、決めさせられたこと。
それに縛られる必要はありません。
自分で自分の人生を選ぶ自由。
そして、他者の自由を尊重すること。
これが自分の中に答えがあるというものの本質です。
自分の中に答えを見つけた時に、ふと心が風のように軽くなったら、それは自由を選択したからかもしれません。
■ソース・ ワークショップ
ワクワクすることをしよう!していることにワクワクしよう!
http://www.yoriyoku.com/source
■ライフチェンジ・プログラム
よりよい人生を歩みたい方へ!
http://homepage2.nifty.com/f-style/lifechangeprogram.htm
■個人セッション
心と体を統合して今が変わり未来が変わります
http://homepage2.nifty.com/f-style/session.htm