歯の治療には終わりがない。
なぜなら、いくらでも治療をしようとすればできるから。
完全を目指すのではなく、どれだけだますのか。
まるでチベット医学のような考え方です。
プロセラピストの上田正敏です。
とある腕の良い歯科技工士さんが言っていた言葉が耳に残っています。
「どれだけ良い歯を入れても3年でダメになってくる。
患者さんへの介入や負担をどれだけ減らせるか。
歯科として必要最小限の治療が大切になる。
全身を含めたトータルでカバーしていく必要がある。」
実際に歯の治療で悩んでいる人は多い。
歯こそ予防医療の考え方が重要です。
虫歯はもちろんなんだけど、噛み合わせやアゴの関節への負担も大切です。
実際には、歯切ぎしりや食いしばり。
その癖がある人はマウスピースなどで予防をすることを20代くらいの若いうちから考えていたほうがいいのです。
40代を超えると歯のバランスは崩れてきます。
なぜなら歯はすり減るから。
「噛み合わせの治療に凝りすぎると儲からない歯医者になるんです。
それでも僕は噛み合わせにこだわり患者さんに喜んでもらいたい。」
これは西浦先生の言葉。
レントゲンはもちろん模型を作りさらに今回新しい秘密兵器がでてきました。
○○○です。(名前を忘れました。笑)
顎関節の位置を測定し、それを模型にするのです。
構造分析するのです。
僕の場合は、楽な位置に顎を持ってくると奥歯が噛み合わないのです。
どれくらい隙間が空いているのか紫のシリコンを流し込んで型をとります。
模型にぴったりくっついているでしょ。
下顎の歯型を作って、顎関節を模した機械にセットします。
上のほうに見える部分は耳の穴に差し込んで、顎関節の位置を特定します。
こんな感じで噛み合っています。
下の木は固定のためであり関係ありません。
この中央にある丸いところが顎関節です。
新潟にいる噛み合わせの専門家である歯科技工士さんと連携をとって、どのような治療をすればいいのか治療計画を立ててくれるそうです。
歯科は、歯科医、技工士、衛生士さんとのチーム医療。
さらには、フィジカルセラピスト、メンタルセラピストとも連携をしていくホリスティックなチーム医療も当たり前になっていくのかもしれません。
マウスピースも調整していただきました。
三次元に歯やアゴの構造を理解し、さらに動きまで意識して分析できるまで3年かかったそうです。
しかもこれは歯学部では習わないことなんだそうです。
未だに進化している分野なんですね。
CTスキャンやMRIを使って3Dデータをとり、精妙にシミュレーションする時代がそのうちやってくるかもしれません。
さらに歯も天然歯と同じ材質で自在にデザインできるようになったらいいですね。
ここまで精密に分析してくれて、必要最小限の提案を丁寧にしていただいているのが有り難いです。
この日は大雪。たどり着けて良かった。
西浦歯科医院
■診察科名:一般歯科・小児歯科・口腔外科・矯正歯科
■所在地:〒185-0013 国分寺市本多5-13-7ナイスプラザ1F
■TEL:042-325-4841
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