新年初治療に行ってきました。
前回の治療で奥歯に樹脂を盛って高くしたのです。
写真で透明な部分は歯が入るところ、濁っている部分が樹脂のみで高くなっている部分です。
最初のうちは、違和感がすごくあり、噛みずらいし、話しづらいし、アゴは疲れるし、どうなってしまうんだろうと思っていたのです。
正月もあるしね。
面白いもので、だんだんと慣れてくるのです。
しかもそれが楽になってくるのです。
そうしたら下アゴが前に出したくなってきたのですね。
すると今後は前歯に負担がかかってきて、マウスピースに穴が空いてしまいました。
前歯の左側に穴が空いているのがそれです。
乳歯から永久歯に変わるのが6才から7才頃でした。
それ以降は、歯が生え変わりません。
ご飯を食べたり、おやつを食べたり、頑張るときに食い縛ったり、寝ているときに歯ぎしりしたりと歯は年がら年中使われています。
するとどうなるか?
すり減っていくのです。ひどい時には歯が割れます。
噛み合わせは年々低くなります。
しかも虫歯の治療をして銀歯やセラミックを被せ物をして、噛み合わせがうまく調整しないと、変な方向にすり減っていきます。
するとどうなるのか?
アゴに負担がかかっていきます。
それがひどくなれば、アゴがコキコキ鳴ったり、開いた口がふさがらなくなったり、モノが噛めなくなったり、いわゆる顎関節症になるのです。
サメみたいに歯が生え変わり続ける動物だったら良かったのにね。
プロセラピストの上田正敏です。
歯の話をお聞きしながら治療をしてもらっているので、専門用語もわかるようになっていき、何をされているのか自覚できるようになっていっています。
知らない方が強くないのかもしれませんが、実際に自分の口の中で起きている出来事がどのような影響を与えていることを知ることは予防医療をしようと思ったら必要な知識になります。
今回の治療では口腔内の筋肉がだいぶゆるんできたみたいです。
歯、頭蓋骨や下顎の骨という固い構造に、筋肉という柔らかい構造の組み合わせでできています。
筋肉を脳がコントロールしているので、メンタルも関係してきます。
前回の治療で自分も積極的に治療に参加しようと思ったことが良かったのではないかと。
治療中に写真をパチリ。
下の歯が悪さをしてそうなのと、左右のバランスが違うのがわかりますね。
習慣で微細な筋肉のクセが作られますから表情筋もトレーニングしていきたいと思います。
さらにマウスピースを調整してもらい、歯が自由に動きやすくなった感じがしています。
ちょっとだけ歯も削りました。
削ったらやり直しがきかないので慎重にやってもらえるのが嬉しいです。
しかもこちらの意思もいつも確認してくれますから。
歯の治療も、審美的な治療と機能的な治療に分かれるそうで、僕たちがねらっているのは、機能面での調整です。
ゴールはモテる男ですから。
これメンタル的には深いんですよね。
モテるとは、コミュニケーションがスムーズにとれ、リーダーシップがある人になるということです。
今回も忘れずに記念写真を。
次回は歯に樹脂を盛るらしいです。
歯を削るのではなく盛る。新しい概念です。
初めてのことにワクワクします。
西浦歯科医院
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