今までセミナーやワークショップに来てくれる方々のために、どのような学習方法が最適なのか、様々なメソッドを学んできました。
最先端の海外の学習法から古典的なものまで。
週末に学んでいたナチュラルメディカルで、日本の徒弟制度的な学びも良いなと思った象徴的な出来事がありました。
プロセラピストの上田正敏です。
ナチュラルメディカルでは手技を学びます。
いわゆるボディワークです。
ここに膨大なる知識も当たり前のように学んでいきます。
知識を学ぶのは、何を知っているか知らないかで手技の質が変わるから。
でもね、基本は手技なんです。
手の技。
技を習得するには、とにかく実践が大切です。
自転車に乗るときのことを考えてみてください。
自転車に乗るのに本を読みましたか?
そんなことはありません。
自転車に乗ることが最初でした。
自転車の乗り方は、本なんてクロスバイクを乗ったり整備するために大人になってから読んだくらい。
やってみる。
これが大切なのです。
そうそう、象徴的な出来事でした。
いきなり講座中に、講師の下條先生が、
「中山、腕立て伏せやるぞ!」
と言い、腕立てを始めました。
当たり前のように中山先生はやったのです。
中山先生は、下條先生を師匠として学びを深めています。
講座があればどんな時にもかけつけて、学びを深めています。
このカレッジの講義も何回も何年も再受講をして、技術では下條先生の次にキレのある施術をします。
これ体育会系の教え方だなと。
さらにいえば、徒弟制度な学びのスタイルなんだと感じました。
師匠が言ったことは、やってみる。
考えるのは後なんです。
考えてから、やってみるでは身につかないことがあるのです。
自分ができるかできないか自信がないので質問をして、やってみることを避ける。
こういう心理はよく起きます。
恐怖が行動を阻害するのです。
これ無意識の行動なんですね。
言い訳を言うというのも同じ原理です。
恐怖が裏にあります。
えっ?失敗するじゃないかって?
当たり前です。
失敗するのです。
その失敗が最大の先生になるのです。
成功から学び、失敗からも学ぶのです。
教えてもらったことを、やってみて、考える。
この順番がとっても大切です。
師匠への愛がなければできません。
師匠のことを惚れて惚れて弟子入りしたのだからその時点で師匠に従うことを選んだ。
どんな理不尽なことも受け入れて、師匠が満足するように努力したという話をどこかで聞いたことがあります。
僕は古い考え方だと切り捨てていた時期もあるんですが、この師弟の学習スタイルは、体を使う学びの時には必要不可欠だと思うようになりました。
師匠を信じてやってみる。
これが大事なんです。
では、どんな師匠を選ぶのか。
自分が惚れた人でいいんじゃないですかね。
ご縁です。直感でいいのです。
学びの主体性から考えれば師匠は誰でもいいのですから。
ちなみに僕の座右の銘のひとつは、我以外皆師です。
実践です。楽しんでやろう!俺!
■自分らしく生きる最初のステップ!ソース・ ワークショップ
東京:12月12日(土)13日(日)
大阪:12月19日(土)20日(日)
http://www.yoriyoku.com/source
■よりよい人生を歩みたい方へ!ライフチェンジ・プログラム
http://homepage2.nifty.com/f-style/lifechangeprogram.htm
■心と体を統合して今が変わり未来が変わる個人セッション
http://homepage2.nifty.com/f-style/session.htm