今、世界的に行き詰まり感があるような気がしています。
色々なシステムって最初は良いのだけれど、時代が変わるとシステムが時代に合わなくなってきます。
多少の不具合の修正だけでは、どうしようもなくなってくるのです。
その時に、多くの人たちと対話を行いシステムを変えていくことが重要なんですが、それはとても難しいことなんです。
なぜなら、みんなが納得する答えを導くのは不可能に近いからです。
以前に心理セラピーのセミナーで「Belling the Cat」というワークをやりました。
ネズミがネコにどのように鈴を付けるかのかというのを、みんなで答えをだすというもの。
これをリアルにやるために「セミナーの時にみんなで使った湯呑みをどう片付けるか?」という問いで行いました。
誰かがアイデアをだして、みんながYesだったら成立、ひとりでもNoなら不成立というもの。
30分くらい話し合いをしたでしょうか。
どのアイデアにも誰かが反対するので時間切れになりました。
みんなが納得する答えを導き出すのは難しいと思ったのは25年前くらいのこと。
10年前くらいに読んだ本で、「合意形成とは、みんなが少しずつ痛みを持つことが重要」というなことが書いてありました。
そして、「締め切りを作る」ことも重要だということも書かれていました。
Win-Winという言葉が流行りました。
Win-Winでもなく、Lose-Loseでもない答えを導くことが、合意形成に必要なことなんです。
少しずつ痛みを持ち合うのが集団の合意形成が必要だということです。
さて、注目している社会問題があるのですが、どうなるのか。
SDGs問題もそうなんだけど、あちらを立てれば、こちらが立たず。
この複雑系の社会がどうなるのでしょう。
社会の痛みを和らげるのも僕らセラピストの役割なんじゃないかと思ったりしています。
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