世の中の才能ブームも落ち着いてきました。
才能がなければならないという幻想を持ってしまった人も多いです。
セッションでもそんな思い込みを持ってしまったがために大変な思いをしている方も増えています。
プロセラピストの上田正敏です。
好きなことを仕事にするのに才能は必要なのか?
という問いの答えには、僕はNoと答えます。
才能って、人よりもできるということだけ。
才能は評価軸を変えれば、すぐに優劣は変わります。
そもそもの才能に優劣はありません。
個性があるだけです。
社会を考えてみると、天才ばかりでも成り立ちません。
様々な人がいるから多様性が生まれ、豊かさが生まれるのです。
才能という軸で見ても、様々な人がいるからこそ、世の中が回ります。
先日、クローズドで行なわれている会社経営ゲーム会での出来事。
ゲーム以外に様々なことを対話をする会です。
そこで、ゲームをやっていて、周りのみんなよりも才能が下のほうに行っちゃったんです。
もう俺はダメだ・・・
そんな気分に落ち込みました。
でもね、売り上げが落ちないのです。
能力はないのに売り上げは上がっているんです。
何が起きたのか?
周りの人たちが助けてくれるのです。
そして、自分の行動も観察していると、僕も周りの人たちを助けているのです。
何が起きているのか?
あっ!と気づきました。
それは、ただ役割が違うんだということ。
自分にできないことは人に頼み、周りのライバルや仲間にも気を配っていれば、社会が回り出すのです。
そこには犠牲は偽善はありません。
ただ、自分の役割の中で輝いていればいいのです。
ダメになってもいいんです。
それが周りの人たちの役に立つこともあるのです。
ダメはダメなりに生きる道があるのです。
僕のメンターは言いました。
ダメの点をとるとタメになるのです。
ダメな人ではないのです。タメになる人なのです。
ダメになってもいいんだと思ったら、周りの人たちから応援されて、またこちらも応援を自然な形でできるようになりました。
しかも無理していないんですよ。
社会に対して自分が貢献できることは何かを考えてやるだけなのです。
自分のためだと現界がありますね。
他人のためだけだと消耗してしまいます。
自分を知り、相手を知り、お互いのための道が必ずあるのです。
僕自身の中にあった、完璧でなければならない、そのためにがんばらなければならない、完璧でない部分は隠さなければならない、弱みを強みに変えなければならないという信じこみが流れていきました。
自分の強みも弱みも、みんなに見せていくのです。
そうすれば、強みのところで助けを求められ、弱みのところは助けてもらえます。
頭ではわかっていたことが、腑に落ちるという体でわかることは大きな違いです。
それが気づきなのです。
自分の体で感じ、頭で考えることが真の学習につながります。
気づきの道しかないのです。
僕を含む、ダメ自分じゃいけないんだって思っている人。
いつかそれでもいいんだという日がきます。
そして、いつでも見守ってくれている人はいます。
その存在にも気づきます。
ビバ!ダメ人間!
何か振り切れすぎたかしら(笑)
■個人セッション
http://homepage2.nifty.com/f-style/session.htm
■ソース ワークショップ
次回開催10月24日(土)25日(日)
http://www.yoriyoku.com/source/
■ライフチェンジプログラム(個人用プログラム)
http://homepage2.nifty.com/f-style/lifechangeprogram.htm