夕暮れシノギング in 奥武蔵~幻の滝と寒さを凌ぐ~ に参加してきた

山遊びのキャッチアップとして、時々、シノギングイベントに参加しています。
奥武蔵のエリアは数十年ぶりくらいなので楽しみにしていました。

今改めて山をながめると、低山が山遊びをするのにちょうど良い感じなのが良くて、植林されたスギ・ヒノキの針葉樹林帯なのが残念なところ。広葉樹だったら最高なのにと思ったりしたのでした。

社会人になって、会社の山仲間とクライミングの練習に何回か来たことがあるような。
調べたら日和田山のゲレンデに行っていました。

参加者1名が集合時間に現れず1時間待ち。どうも1週間開催を間違えていたらしい。
その時間を使って、今の一番の興味のあるバックパックについて聞きまくっていました。

7年前に購入した「山と道Three」が加水分解をはじめたからです。

低山小道具研究家である森勝さんから聞いた結論は「もう寿命。匂いもきつくなるし、剥離したら生地そのものにハリがないから使いずらい。新しい生地は時間が経つとどうなるかわからない。みんなわからないものに投資をする。バックパックは安くていいんだよ。俺が信頼している記事はメイドインUSAの500デニールのコーデュラだ。」というものでした。

山と道にも修理依頼をしたのですが、音沙汰なく…

となると何を買うかで悩みます。expedのライトニングブラックアイス辺りが気になっています。凌の常連さんたちはブラックアイス推しの人が多いような。今回参加していたEさんに背負わせてもらったり、AQ谷島さんにも教えてもらいました。参加者が持っていたcrux BK20も良さげです。

学生時代に買ったバックパックICIオリジナルの「エルキャピタン」だったので、次はフレーム入りもいいなと。悩みます。

地図読みを練習しながら公道を歩いて、目的地ポイントに向かいます。
山の中よりも地図読みが難しいのが行動だったりするんですよね。

このコースは一昨年の夕暮れシノギングにも行ったところなので、オリエンテーリングみたいな遊び方をしたような面白いシノギングでした。

道標がある民家の脇道から入ります。そして最初から尾根に上がらずに沢筋を攻めていきます。えぇ、先頭の人が選んだ道に行くのです。

なので谷から尾根にあがるのに、直登できずに、つづら折りのように上がっていきました。こういうのを楽しむのもシノギングの醍醐味。

奥武蔵を縄張りにするシノラーEさんの案内で謎の穴に。
当然の如く入ります。

人間の掘った穴のようです。
鉱物を探すための試し堀りをした穴でしょうか。

とあるポイントからストレートハイクで、幻の滝を目指します。
プレートコンパスを使って、220度に進路をとれ!

多少ズレたとのことでしたが、ブログを書いている現在の答え合わせでGPSの軌跡を見ているとほとんどストレートです。途中岩場でいけないところもきれいに巻けています。さすが。

人の歩いた気配のある道と合流。滝まであとちょっとです。

なんと、水はちょっと流れていました。
この乾燥した冬に見れるとは。

滝の上部にも行ってみたり。
この辺りは人の手がちゃんとはいっている杜ですね。

休憩ポイントで新発売されたタープ「ヤナギニカゼ」について説明を受けました。

シノギングで使っていたexpedのソロタープの進化版と考えるとよくわかります。expedはスイスの会社。スイスの気候に合った形と素材を使っています。それを日本の風土に合わせた形と素材に変えたというのがこのヤナギニカゼだと僕は理解しました。

日本は雨が多く湿った気候ですからね。

加水分解しずらい素材を使い、雨の日でも焚き火ができるように軒先を長く、ペグを使わなくて周りにある木を使いながらでも美しくタープが張れるようなループとガイライン、そして日本色。

ソロタープが加水分解したら、これに買い換えましょう。今は大人気で売り切れ中ですから。

ここで夕闇を待ちます。

みなさん、ハンモックを張ったりして、火を使ってご飯を作ったりと楽しそう。
僕はハンモックも張らず、魔法瓶のお湯でカップラーメンにコンビニのおにぎり。
道具は持っていきているんだけど、凌談義に花を咲かせていました。

今回は参加者のみなさんと情報交換をしていたかも。
参加者のみなさんから教わる学びの多いイベントでもありますね。

谷島さんからの振る舞い甘酒。
こういうのが有難い。

僕のGoProも限界がきています。
Hero7だから6年前のものですね。
アクティブに使っているせいか挙動が怪しい。いや、GoProはずっと怪しいか。
バッテリーも純正が売ってないのでサードパーティーの怪しいやつを使ってますから。
充電量100%が一気に5%になったりと信用ならないのです。

森勝さん所有のDJI Poket3を見せてもらいました。
画像が明るいのと音声が良いのが魅力的です。
ジンバルで動きながらでも撮りやすいです。

ここも悩みます。

そんな話をしたりしなかったりしているうちに真っ暗になったので、ライトを使って下山していきましょう。

森勝さんのライト談義も有意義でした。

  • ハンドライトが圧倒的に使いやすい
  • ヘッドライトもあると良い
  • グループの場合、一番暗い人の光量に合わせる
  • 先頭を歩く人は、明るいハンドライトで進む方向を探す
  • 全体を照らす光は歩きやすく、スポットライトは楽しい
  • 電池のライトがバッテリー切れなどないので安心

登山者のライト問題。
登山の人は「もしも」の時のためのヘッドライト。積極的に使う感じではない。
積極的にライトを使うトレランの人たちから学ぶことが多い。

腰につけたりすることでライト酔いも防げたり、地面の凸凹が見やすい。
頭の位置だと地面がのっぺりと見えてしまうということもある。

森勝さんご推薦のOLIGHT Oclip Proを購入。
うちのかみさんはオデコにライトをつけると重くて嫌、そして暗いのも嫌だというタイプ。
ライトが大きいとバッテリーを多くできるので明るい製品が多いのです。
これ小さくて、頭につけないタイプなので良さげです。

ウェアの話もでてきて、メーカーが新製品をだしてユーザーが混乱している。
基本に返ることが重要かなというのも学びのひとつ。
売るためなのでしょうか。新しいコンセプトだしすぎで、それについて解説できる人が少ないのが現状です。
シノギングイベントは「人気より信頼」というキャッチコピーどおりに正直に教えてくれることが有難いですね。

神社でいつもの笑わない写真。

とうことで無事に下山。

帰りの電車内でも凌談義。
まだまだ遊べそうです。

主催のAxesquinさんのブログ
https://blog.goo.ne.jp/axesquin/e/571613d16504e5b59f7a36bfd7e9a91a

フリースタイル・コンテンツ紹介

■個人セッション
潜在意識を探り、過去を癒し、今の行動を変え、理想の未来を手にいれます
https://www.yoriyoku.com/
■ソースワークショップ
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日々ゴキゲンでいるために自然の中でマインドフルネス状態になることで心身を整えます。ハンモックの心地よさが評判です。
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