そのまんまで良いのか悪いのか論争

そのまんまで良い、そのまんまではダメだ。

どっちが本当なのか?

これ、どっちも本当であり、場合によって変わるのです。

  1. そのまんまをダメだと思っている
  2. そのまんまを受け入れる
  3. そのまんまな自分の願望(欲求)を知る
  4. そのまんまな自分が変わっていく

1の状態の人に必要な言葉が「そのまんまでいいよ」ということ、
3の状態の人に必要な言葉が「変わる必要があるよ」ということなんです。

スタートは今の現状の自分を認識するということなんです。
そのまんまと信じている自分が、事実ではないということもあるのです。
本当の自分を見つけるという段階は、自分自身を見つめる必要がある時です。

そのまんまだと信じ込んでいる自分は、親や世間から作られて、それを自分だと信じているということがあるのです。

1の例外がそのまんまの自分と信じ込んでいる自分がいる場合なのです。
その勘違いしている自分も受け入れることが重要だったりするのですが、話がちょっと複雑になるので置いておきます。

3の状態の人は変わる必要がある人です。

人は気づかないかもしれないけれど、毎日変わっていきます。
細胞は入れ替わるし、体験によって脳の状態は変わります。

さらに、世の中も変わっていきます。
その影響を少なからず受けることにもなります。

人間の本能的に知りたい欲求があるのです。
好奇心を持っているのです。

だから、あれがやりたい、これがやりたいと、未来を思い描くことをしてしまいます。
すぐに叶うならば自分は変わる必要はないかもしれません。

新しいことをやるために自分自身が変わらなければならないことがほとんどです。

だって、新しいことだから、勇気が必要だったり、最初の一歩を踏み出すことが必要だったり、練習が必要だったり、自分が変わる必要があるのです。

未来のために現実を変える必要があるのです。
現実とは自分自身です。

考え方を変えたり、環境を変えたり、習慣を変えたり、言葉を変えたり、振る舞いを変えたり、何かしらする必要があるのです。

未来のために今この瞬間にエネルギーを注ぐ必要があるのです。

僕の仕事は基本的に変わることをサポートすることです。
クライアントさんと共に変わるために共同プロジェクトを組むようなものです。
変わるために、そのまんまで良いというプロセスにエネルギーを注ぐこともあります。
もちろんそのまんまで良いということがゴールになることもあります。

変わりたいと思うこともそのまんまだっりもするので、あるがままの自分でいることがいいのかもしれません。
あるがままでいて幸せを感じていればそれだけで価値があります。

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