教養を身につけるとはどういうことか?

「教養とは知識を実践できることである」という話を聞いてナルホドなと思いました。

僕にとって教養って、大学におけるリベラルアーツとも呼ばれている一般今日の授業。理系の僕にとっては、心理学や哲学などは専門には関係ないんだけど何かの役に立つようなものです。

それ以前では主要語科目(国語、算数、理科、社会、英語)以外の授業です。音楽、美術、図工、技術、家庭、体育なんかがそうです。なんのために学んでいるのかわからないものです。僕は楽しい授業だったなという思いでしかありません。

この何に役立っているかわからないということを学ぶことが重要だと思うのです。これこそが教養なんだと思うんですよね。

そして、知識を知恵に変える、つまり知識を実践したり、知識を他のことに応用したりする力をつけるための授業だと思うのです。

大人になってから思うことは、今までやってこなかった分野をやってみることが重要だと思っています。

特に仕事に関係ないと思われるようなことでも、やってみたいと好奇心をもったらやってみることが大切です。仕事だけになると窮屈になりがちです。

なぜ大切なのかと言えば、人間力が育まれると思うからです。そして、自分の開拓していない分野を開拓することで自分の可能性を見つけることができるからです。僕自身は生きる意味は、自分を発見していくことだと思っています。自分自身に何を体験させてあげるのかが重要だと思っています。

僕自身は「心」が仕事の軸になっていますが、セラピーや心理学は以前ほど積極的に学んでいません。専門分野のキネシオロジーなんか最初の10年で2000時間以上学んできたし、教えてもいたので学びの速さはすごかったと思います。それで、似たようなことを学んでも限界がきたと思ったのです。

そこで、リベラルアーツです。芸術と自然の中に入って行くことになったのですね。不思議と違った分野から自分の専門分野をみると思わぬ発見があったり、研究や探求の分野へと誘ってくれたのです。この間接的な学びがより人間理解を深めていっています。

そして、初めてのことって恥をかくことが多いのですよ。だって、初めてのことは失敗がつきものです。この恥をかくことの恐れを超えることができれば、新たな世界が待っています。

これが教養であり、生きる上での知恵になっていくのだなと思っています。

興味があることを学ぶ。それを自分ために、他人のために使ってみる。新たな発見があるかもしれません。

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