権威を自分に取り戻す。
この考え方がベースとなったコンテンツを提供しています。この教えは僕がはじめて学んだ心理セラピーの基本となっている考え方です。
幼少の頃は親が権威者であり、学校に行けば先生が権威者であり、会社に行けば上司が権威者になったりします。男女関係でも男性が権威者になることが多かったりします。問題になるのは、自分自身の選択権を権威者に明け渡すことです。権威者に従わなければならないと感じていると自分自身が選べなくなるという問題が起きるのです。
こんな経験をしました。
とあることを学びに行った時に、講師の先生が教室に入った時に、全員が一斉に起立をして、ただならぬ緊張感が走ったのです。もちろん、僕も空気を読んでみんなと同じように振る舞いました。とても不思議な光景だなぁと思いながら見てたんですよね。
その時に頭に浮かんだのは、この業界はパワハラとかセクハラが多いのはこれが原因なのではないかという考えです。これは先生側が悪いのではなく、生徒側にも責任があるのではないかということなんです。いつもこのような待遇を受けていたら勘違いもしてしまうでしょう。だってみんなが崇め奉ってくれるんですよ。神にでもなった気分になる人がでてくるのは当然だと思ったのです。
なぜ、そうなるのかは、会社組織で行われる1on1と呼ばれる上司と部下の1対1の面接です。これもうまくいかないという声をよく聞きます。なぜなら、上司は部下への裁量権を持っているから。ありていにいえば、給与を決められるということです。生殺与奪権を持っているからです。
そんな時には対等な関係性を結ぶことは難しいのです。利害関係がある関係性では同格な在り方は難しいのです。ついつい下手にでてしまうことがあるのです。選ぶ側、選ばれる側のにわかれると選ばれる側は依存状態になり相手のなすがままにならなければならない心理状態におちいることがあるのです。本当は選ばれる側も選ぶことができるのです。それがわからない限りこの無意識のパワーバランスはずっと同じでしょう。
この場合、選ぶ側がこの関係性を壊すことがやりやすいので、権威者は自ら同じ目線になることができるかが、健全なる組織になるために必要不可欠だと思ったりしています。
礼儀作法は必要だと思います。躾も身が美しいと書きますから。それとは別にすべてを明け渡すような過度な儀式はなくなったらいいなと思ったのでした。権威者は奴隷側が作っているのかもしれないというそんなことを思ったのでした。
権威はいつも自分の中にある。これはテストにでるところです。
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