ミシュランの三ツ星を獲得している高尾山。地方の方、海外の方にも人気があります。ハンモックフルネスの参加者も東京近郊の人が多いのですが、高尾で泊まるという選択もあるのだよと提案できるのではないかと思い体験してきました。
高尾山口駅で泊まる選択は、高尾ベースかタカオネ。高尾ベースは以前に泊まりました。高尾ベースでの宿泊は、おもてなし登山(前編)、おもてなし登山(後編)(高尾山28回目)に書きました。
結論から言うと、タカオネは高級山小屋です。ミニマライズされたサービスが心地よい宿です。僕的にはリピートしたい宿のひとつになりました。
また企業研修に多く使われています。セミナールームだったり、バーベキューだったり、焚き火だったりアクティビティも盛りだくさんです。ワークショップをここでやりたいなという夢がひとつできました。
タカオネに泊まったからこそできる遊びをしてきました。そう、それはご来光ハイキングです。「高尾山で日の出が見たいかー!」「おう!」とのことでやってきました。
始発電車前の高尾山口駅からスタート。星空がきれいです。もちろんヘッドランプは必須です。慣れた人なら月明かりでも行けますがそれはマニアな世界です。人間の目ってすごいなと思うので途中で明かりを消してじーっと周りを見ているとだんだんと世界が見えてくるんですよね。
真っ暗な中歩くのは不思議な感覚です。初めての人は怖いと感じますよね。見えないって怖いことなのです。虫の声だけが聞こえるようなそんな夜遊びです。
そんな感じで歩いていたら、なんか気配がしたんですよね。ヘッドランプをつけて木を見ていると、2つの光が見えるのです。星ではなさそうな感じ。なぜなら光の間隔が近いから。「あれっ?ムササビかも?」と思ったら、シュパーッと飛んで滑空する姿が見れました。ラッキーです。
のんびり歩いていたので、ケーブルカーの終点である高尾山駅で夜が明け始めました。このグラデーションが好きな時間です。雲があるので日の出の時刻はちょっと後になりそうです。高尾山に着くまでに太陽は出ないで待っていてくれるでしょうか。
太陽は待っていてくれそうもないので、薬王院のベンチで日の出を待ちます。日の出はいつ見てもいいもんですね。太陽の日は明るさと暖かさを与えてくれます。寒いとね、感謝しかないんですよね。太陽を拝みたくなる気持ちもわかります。
光を十分に浴びてご満悦な様子です。太陽の光が照らされているところも紅葉と相待って美しいですね。
高尾山到着ではもう十分に明るかったです。夜から昼への移り変わりは良き時間ですね。
お約束の高尾山朝写真。早起きしたのでテンションがちょっと変ですね。
富士山がバッチリと見えました。もう雪が降り始めているのですね。ちなみにiPhoneで撮ると迫力をあまり感じないのですが、実物のほうがいい感じなんですよ。これは見にきてもらいたい高尾の魅力のひとつです。特に冬は空気が澄んでいてオススメです。
山頂で気になったのは枯れた大木が増えたんです。ナラガレはもちろんあるのですが、違う種の木も枯れているんですよ。多分、切られちゃうんだろうな。高尾山は戦国時代から自然保護をされていてなるべく手付かずの自然を残そうとしています。ただ人が多いところは安全第一になりますよね。左手前の木もいつまであるかな。
タカオネに帰ってからブレックファーストボックスをいただきました。これが美味かったんです。ボリュームもあるし、これをお弁当にしても良さそうです。1階の食堂でいただきました。
タカオネに泊まるというのは高尾を満喫するためにオススメです。
https://takaone.jp/hotel/
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