専門学校のキックオフミーティングに参加してきました。
その中でマジシャンの方が、ステージと教室で起きていることが似ているとのことで、生徒の心を掴む方法みたいな体験型のセミナーがありました。
マジシャンはお客さんの心をいかにつかむが大切です。先生は生徒の心をつかむことが大切です。それで自分たちが伝えたいことを伝えることができるという共通点があります。
カッコいいマジシャンの人と面白いマジシャンの人がパフォーマンスを交えながらのセミナーは、共感することばかりでした。
その中で、カッコイイマジシャンが教科書通りのマジックをやり、面白いマジシャンが自分オリジナルのマジックを披露しました。彼らはオリジナリティがあるマジックは熱量があって、伝わるような話をしていたんです。確かにそうなんですが、カッコイイ人のマジックが良かったんですよ。淡々とマジックをやっていくだけ。それがとても個性的でわかりやすかったです。個性というのもを極力決して行った先に残るのが本当の個性だと以前に写真家の人が言っていた言葉を思い出したのです。これはひとつの個性の出し方なんですよね。面白い人のマジックも個性的で情熱があるてんこ盛りのマジックでした。伝えたくて仕方がないという感じがしたんですよね。
前者の方は引き算の個性の出し方、後者は足し算の個性の出し方だと思ったのです。
どちらもありな方法だなと。一流の落語家が何も演出しなくてただ落語をボソボソ話すだけで超面白いんだそうです。これが芸というものなんでしょうな。僕は引き算の方法も足し算の方法もどちらも持っておきたいと思ったのでした。
で、ここからが本題だったり(笑)
質疑応答があったんですが、先生方も授業のやり方に悩んでいることがわかったんですよ。誰もが自信があって、余裕でやっているものではないということを。同じような問題を持っていることなんです。ついつい悩みって自分だけのものだと思うんですが、本気な先生ほど悩んでいるのではないかと思っています。こだわりがあるからこそ、悩んだりするものなのです。問題を見つける能力とも言い換えることができます。その悩みを解消すれば多くの人の役に立ちますから。
自分だけが悩んでいるのではないということがわかったのは価値があることでした。
僕の悩みは、やる気のない人をやる気にさせるにはどうするのか?
これモチベーションを高めるにはどうするのかという方法論はいっぱいあるんです。僕自身は、やる気がないことは興味がないことだから特に何かできることはないということを思っています。
内発的な動機と外発的な動機という2つの考え方があります。内発的動機とは自分でやる気をだすこと。外発的動機は誰からやる気を出させるようにすることです。自分か自分以外かということです。
先生たちががんばって生徒のやる気を出させれば出させるほど、生徒はやる気がなくなるんじゃないだろうかと思うのです。誰かがやってくれるという依存心が大きくなってしまうのではないかと思うのです。今の学校教育の問題はここにあるのではないかと思っています。やりたくないことをやらせる方法の集大成が教育に多くあるのではないかと。
「自分が学びたい!」と思った時に、自分が探して学ぶ時が一番学びが深くなるんだと思うんですよね。知りたい欲求が高まっている時に探求することってむちゃくちゃ楽しいのです。
学校の勉強よりも遊びが大切だと思っているのは、これがあるからなんです。誰からも教えてもらっていないのに積極的に学んでいるという。本人は学んでるという自覚はないかもしれません。できないことができるようになる、わからないことがわかるようになるって本能的な満足だと思うんですよね。
僕が提供するコンテンツもヒントも改めて伝えていかないと思ったのでした。
「自分を知ることが大切」ということを、皆さんが声を大にしていったので、自分を知るために最高な方法のひとつソースワークショップを広めなければと思ったんですよね。あとは体験教育。がんばろう!
■フリースタイル・コンテンツ紹介
■個人セッション
潜在意識を探り、過去を癒し、今の行動を変え、理想の未来を手にいれます
https://www.yoriyoku.com/
■ソースワークショップ
自分が持つ「好き」を見つけて、それを仕事、伴侶、趣味に応用し、自分らしくなるためのワークショップ。
https://www.asobilife.com
■ハンモックフルネス
日々ゴキゲンでいるために自然の中でマインドフルネス状態になることで心身を整えます。
https://www.hammockfullness.com